テクニック

2011年1月13日

【第7回】森崎ツインズ(サンフレッチェ広島)のワンポイントサッカー講座 1人でできるパス練習編

現在、サンフレッチェ広島で双子のプレーヤーとして活躍中の森崎浩司選手と森崎和幸選手。この森崎ツインズが小学生プレーヤーのためにサッカー上達のヒントを伝授するコーナー。今回の先生も和幸選手。テーマはサッカーの基本「パス」について。

■1人でもできるパス練習

 「1人でもできるパスの練習もあります。すごくシンプルな練習なのですが、実はこれが意外と大事だったりします。 それは"壁当て"です。僕が通っていた小学校には投てき板なるものがありました。1~8までの番号が書いてある壁なのですが、これに向かって、小学生だった僕はよくボールを蹴っていました。

少し話は逸れますが、インサイドキックは、左右両足ともに遜色なく蹴れることが重要です。日本人は圧倒的に右が利き足の人が多いですが、左足でも正確に蹴ることができれば、プレーの選択肢は抜群に増える。大人になってからトレーニングしてもこれは難しいので、子どものころから両足ともに蹴れるように練習しておくのがいいと思います。 壁に向かってインサイドで蹴る、という単純な練習ですが、これを右足でも左足でも同じようにできるように繰り返してください。また、それができるようになったら、今度は、右足で蹴ったら、返ってきたボールを左足で蹴り返すというように、交互に蹴ります。そうすれば、右足で蹴るときも、次に左足で蹴り返すには、どこに蹴って跳ね返せばいいかを考えて蹴るようにもなる。

 これは後から聞いた話ですが、選手の育成に定評があるオランダの名門アヤックスもこれに似た練習を取り入れているそうですよ。  利き足ではない足でのキックは、最初は力が入らず難しいかもしれませんが、両足遜色なく蹴れるようになるまで、あきらめずにトレーニングしてください。

 また、できるようになったら、ペアのときと同じように距離を伸ばしていくのもいい。さらに、壁に番号などがある場合は、自分が狙った番号に当てるなど、キックターゲット感覚で練習すれば、楽しくトレーニングできる。  試合中に最も使用する回数の多いインサイドキックは、場所、強弱(スピード)ともに自分の思い通りに蹴れることが大切。そのためのトレーニングを日々欠かさないでください」


森崎浩司選手(左)&森崎和幸選手(右)//
ともに2000年にサンフレッチェ広島へ加入した双子のMF。双子ならではの抜群のコンビネーションでサンフレッチェの中盤をコントロール。高度な技術と知性で、攻守に渡ってチームに貢献している。

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