1. サカイク
  2. 連載
  3. バルセロナ発!賢い選手を育てる指導法
  4. 「サポートの意識」を高めるトレーニング【グローバル・メソッドの指導実践③】

バルセロナ発!賢い選手を育てる指導法

「サポートの意識」を高めるトレーニング【グローバル・メソッドの指導実践③】

2012年9月 6日

キーワード:サポートスペイントレーニングバルセロナパス判断力知のサッカー練習育成

ss0.jpg
 
theme31.JPG
 
「ヨーロッパチャンピオンズリーグで活躍する選手」の育成をテーマに、FCバルセロナの練習内容、分析、改善、コーチの育成なども手がけ、シャビやプジョルなど多くの選手からの信頼もあついサッカーサービス社。彼らが実践する「グローバル・メソッド」のトレーニングメニューを4つのテーマに沿って紹介しています。
 
グローバル・メソッドとは>>
 
『パスのレベルアップ』『スペースの認知』に続き、今回は『サポートの意識を高める』トレーニングについてお届けします。
 
<< PREV | 記事一覧 | NEXT >>
 
 

■テーマ3 『サポートの意識を高める』

練習メニュー 連続する3対2+GK
 
theme3A.jpg
theme3B.jpg
 
【進め方】
  1. グリッドを半分に分けます。
  2. 手前のゾーン(第一陣)と奥のゾーン(第二陣)に分かれて3対2を行います。
  3. 攻撃側は真ん中の選手がボールを持った状態でスタート。
  4. 手前のゾーンにいる2人のDFを突破した後、奥のゾーンで再び3対2を行います。
  5. 手前のゾーンのDFは、奥のゾーンに行くことはできません。(奥のゾーンの2人のDFも、手前のゾーンに行くことはできません)
 
 
【トレーニングのポイント】
●味方のためにスペースを作る
3人の真ん中でボールを持った選手は、「ボールを運ぶドリブル」の重要性を理解する必要があります。ボールを持っている選手は2人のDFのうち、1人の選手に向かってつっかけます。そうすることによって1人のDFが向かってくるので、スペースが生まれます。ドリブルでつっかけることによってできたスペースを、他の2人がどうやって使うか。それが考えるべきポイントです。
 
●より良いサポートの位置を考える
ボールを持っていない選手は、パスを受けることのできる、より良いサポートの位置を考えながら動きます。その際、攻撃側の両サイドの選手はスピードに乗って攻撃したいからといって、前に行きすぎないこと。前に行きすぎてもいけないし、後ろすぎてもいけません。パスを受けられる適切なポジションを探すことが重要です。
 
●パスは強く出す
ここでも、パスは強く出します。パスが弱いと相手に寄せる時間を与えることになり、味方がプレーしづらくなるからです。
 
theme32.JPG
 
【コーチングの例】
「ドリブルで相手をおびき寄せよう」
「パスを受けられる位置でサポートできている?」
 
 
【サッカーサービスからのアドバイス】
●数的優位を活かして突破
たとえば、攻撃側の右サイドの選手がボールを持っているとします。2人のDFがボールサイドに寄って来るので、反対側にスペースが生まれます。そこで、右サイドの選手が相手を食いつかせておき、中央にいる選手にマイナスのパスを出します。次に、左サイドにいる選手にパスを出せば、空いているスペースを使って一気に第二陣に入ることができます。ボールを持っている選手がすべきことは、2人のDFのうちの1人を誘い出すことです。3人が共通のイメージを持つことができたら、数的優位を活かして突破することができます。
 
 
次回は、「コントロール・オリエンタード」のトレーニングについて紹介します。
 
<< PREV | 記事一覧 | NEXT >>


【PR】サッカー選手が、13歳までに覚えておきたい32のプレーコンセプト

FCバルセロナの選手や世界のトッププロをサポートしてきたスペインの世界的プロ育成集団「サッカーサービス社」が監修したU-13世代の選手向け教材。彼らが分析した「Jリーグ」の試合映像をもとに、選手のサッカーインテリジェンスを磨く32のプレーコンセプトを解説。「知のサッカー[第2巻]」 好評発売中!
※限定2,000名の豪華特典など要チェックの内容です。
 
 
think-soccer-vol2img.png

 

joan.JPG

ジョアン・ビラ・ボスチ//
Joan Vila Bosch
FCバルセロナでクライフと共にプレーし、引退後はバルサの下部組織で14年間監督を務めた。現在はバルサのメソッド部門ディレクターとして、下部組織におけるトレーニングの進化・改善、コーチの指導を担う。監督時代はシャビ、プジョルなど現在のバルサの中心選手を育てた。
 
 
【この記事を読んだ人にはこちらもオススメ!】
1
取材・文/鈴木智之 写真/小川博久 取材協力/株式会社Amazing Sports Lab Japan

関連するコラム記事

コラム記事一覧へ

関連記事

関連記事一覧へ

バルセロナ発!賢い選手を育てる指導法コンテンツ一覧へ(18件)

コメント

  1. サカイク
  2. 連載
  3. バルセロナ発!賢い選手を育てる指導法
  4. 「サポートの意識」を高めるトレーニング【グローバル・メソッドの指導実践③】

Pickup

サッカースクール検索サイト ケリなび

週間記事ランキング

  1. 「子どものやる気を引き出すために、親がやる気になっていませんか?」風間八宏流・子どものやる気を引き出す方法
    2017年1月18日
  2. 「君ならできるのになんでやらないの?」風間八宏流・子どもを伸ばす"褒めながら怒る"方法
    2017年1月20日
  3. JリーグMVP中村憲剛がサッカー少年に伝えたい、うまくなるための「考え方」とは
    2017年1月17日
  4. 目標を達成するために重要な「自信」の育て方
    2017年1月19日
  5. 父は思春期とどう向き合えばよろしいか問題
    2017年1月16日
  6. ウチの中でも簡単にできる!こっそりサッカー自主トレーニング
    2012年6月26日
  7. ジャージorピステ 寒い日に用意したいのはどっち!?
    2011年10月16日
  8. "対戦相手を思いやれる"バルサの12歳は、どのように育てられるのか
    2016年9月 1日
  9. 今年の卒団式どうする!?いろんなチームの実例を集めてみました!
    2012年2月14日
  10. 1対1に自信がつく! ディフェンスで大事な3つの姿勢
    2012年4月27日

一覧へ