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考える力

2011年11月11日

サッカーをうまくなるためにはすべてのプレーの基礎となる「トラップ」を抑えよう

キーワード:トラップトレーニング練習

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サッカーで最も重要なスキルとは何でしょうか?
ボールコントロール、キック、パス、ドリブルなどいろいろなスキルがあがるでしょう。
これらのスキルすべての基礎になるのはボールを止める「トラップ」であると数多くの選手を指導してきた『大森FC』のコーチ小島直人さんは語ります。小島さんにトラップを磨く練習の必要性と練習方法について話していただきました。

■トラップは全てのプレーの基礎

今回は1回目なので、基本的なことから話をさせてください。テーマは「トラップ」です。みなさん、トラップってなんでしょう? 多くの人は「ボールを止める」ことだと理解していると思います。サッカーで大切なプレーは「止める・蹴る」といいますが、その「止める」に当たるものです。ボールを自分の思ったところに止めることができれば、次のプレーにスムーズに移ることができます。
 
トラップはすべてのプレーの基礎だと、ぼくは思います。いくらチームのコンセプトを理解し、ドリブル、キックなどのプレーのアイデアを持っていたとしても、ボールを自分の意図したところにしっかり止めることができなければ、プレーは実行できません。

 

■トラップ=ボールのコントロール

だから、トラップの練習はしてほしいと思います。それもただボールを「止める」のではなく、自分が次のプレーに移りやすいようにボールを「コントロール」する練習を。サッカーはドリブルだけでは成り立ちません。パスもあります。パスを出すということは、当然、パスを受ける人もいます。パスを受ける際にボールをうまく止めれるようになることもプレーに必須です。
 
うまくなりたいと思うなら、プレーの第一歩であるトラップをしっかりできるようになり、ボールを自分がプレーしやすいところに置く・動かす。それはすごく大事なことです。ちなみに英語でトラップが意味するのは「ストップ(止める)」ではなく「コントロール」です。
 

■ボールを「止める」ではなく「コントロールする」練習を

よく、チームの子やお父さん、お母さんに、「どんな自主練をすればいいですか?」と聞かれます。そこでやってほしいのがボールを意図する場所に運ぶコントロールの練習。ボールを頭上に蹴り上げて、落ちてきたところを足のインサイドやアウトサイドを使って、1回で意図する場所に運べるようにコントロールしてみてください。この練習はリフティングと同じスペースがあればできます。これが精度の高いパス出しにつながります。
 
自分の思うところにボールをコントロールできるようになったら、友達やお父さんにボールを投げてもらうのもいいと思います。試合中、浮いたボールをコントロールして、グラウンダーのパスをするのは基本のプレーです。実戦をイメージして、いろいろ考えて、工夫してトレーニングをしてみてください。
 

■人気のバルセロナの選手のプレーも基礎あってこそ

いま人気があるバルセロナのパスをつなぐサッカーも、グラウンダーの強いパスで成り立っています。ボールを正確にコントロールして、強くて速いグラウンダーのパスを出す。そこに背の高さや足の速さは関係ありません。バルセロナのシャビやイニエスタにしても、決して身体が大きくなければ、足もそれほど速くはない。だけど、正確な技術ですばらしいプレーを連発しています。やっぱり、大事なのは基礎。それを子どもたちに忘れないでいてほしいと思います。
 
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小島 直人//
こじま・なおと
海外での選手経験の後、指導者として中学、高校、地域クラブや東京ヴェルディコーチとして様々なカテゴリーの指導にあたる。情熱的で卓越したコーチングスキルには定評があり、NIKEエリートトレーニングでは専属コーチとして毎年1万人以上の中高生をクリニックで指導した。現在は、大森FCの代表を務める。
 
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取材・文/鈴木智之  写真/小川博久、youpapa

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