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テクニック

【第4回】試合観戦でイメージトレーニングをしよう!-「状況判断能力」を学ぶ

2011年1月23日

キーワード:Jリーグイメトレ判断力桑さんの観戦術観戦術

このコーナーでは、Jリーグや大学など、トップレベルのチームで監督として豊富な指導経験を持つ、桑原隆さんに、TVやスタジアムで試合を観て、知識や技術を豊かにしていく"コツ"をお聞きしていきます。

■状況判断力をアップさせる

000238.JPG 「選手たちのプレーを見ながら、そのチームの戦術をひも解いてみるというのも良いイメージトレーニングになると思います。例えば、2010シーズンの浦和レッズはポゼッションサッカーを徹底していました。だから、最終ラインの選手もボールを奪ったら、すぐにクリアするようなことはせず、まずはきちんとグラウンダーのパスを繋ぐようにしていました。そういうポイントを見ていくと、チームがどういう戦い方を目指しているのか、わかると思います。

 また、時間帯や試合展開(リードされている状況、リードしている状況、同点の状況)によっても、その戦い方が変わってきたりもしますから、注意深く見ると試合中の戦術の変化などを感じとることができると思います。 それに付随して、選手たちの状況判断にも、ぜひ注目してほしいです。当然ですが、サッカーは得点を奪うスポーツです。だから、相手のゴールが手薄になっていれば攻めます。でも、カウンターが有効な場面でバックパスをする選手がいたとすれば、それは状況判断が甘いということ。『ドリブルで仕掛けるのか?』『パスで展開するのか?』『シュートを打てばいいのか?』など、そういった状況にあったプレーをできているのか、気にしてほしいですね。

 逆に守備の場合は、攻め込まれたら数的有利にしなければいけません。そのためには、選手たちはどのようなプレーをしているのか見てください。むやみに突っ込まず、攻撃を遅らせながら味方の応援を待つDFもいます。また、1対1に絶対的な自信があり、自ら仕掛けていくDFもいます。スピードに自信があるDFなら縦に抜かせるように追い込んで、足で勝負しようとします。逆にスピードに自信がなければ相手にそういったことをさせないよう、間合いを取りながらサポートを待ちます。このように1対1やカウンターの場面では、攻守の両者の駆け引きの1つ1つがはっきりと見ることができます。そこにもサッカーの深さを感じることができるでしょう。そして、そういったサッカーの見方をしていると、どんどんサッカーが面白くなってくると思いますよ」

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