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サッカー豆知識

日本サッカー新時代到来、「審判・主審」から「レフェリー」に!

公開:2022年7月21日

キーワード:Jリーグジーコルヴァンカップレフェリー原博美審判

サッカーの審判にどんな印象を持っていますか? なんだか怖いという印象を持っている方もいるかもしれません。

「気持ちは分るけど、ファウルはアカン」
「ごめん、今のはアドバンテージとるべきだった」

これらは、実際にピッチでかわされた会話です。

プロの試合中、監督や選手とレフェリーがどんなコミュニケーションをとっているのか。「審判」から「レフェリー」への進化についてお届けします。

(構成・文:石井紘人)

 

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サッカーの試合にレフェリーは欠かせません

 

 

■同じラフプレーに対しても判定の差が大きいことに不満

この春発売されたDVD『レフェリー』は、サッカーに関わる全ての人にアップデートが必要なことを物語っていると感じています。

Jリーグ開幕直後の審判員について、FIFAワールドカップやEUROを担当したレスリー・モットラム氏は、ジーコ氏との対談で下記のように語っていました。

モットラム氏:日本人レフェリーは、例えばビスマルクの前では、萎縮していた...(中略)

ジーコ:私が更に最近感じていることは、代表選手と、外国人又は他の日本人選手が犯した同じラフプレーに対しての判定の差が大きいことです。外国人は罰せられ、代表選手はお咎めなし...。

モットラム:そう...、もしかしたらね。更にその問題も存在します。それを変えようとしており、日本人レフェリーに基準を持たせるように試みています。どんな選手がファールを犯したかには関係なく、普通、警告又は退場に値するプレーなのかの判断基準です。世界中でレフェリーが批判を浴びているのは一貫性の無さに対してであり、中には個人基準を持っている者も存在します。

インタビュー全文はこちら ※ジーコオフィシャルサイト

 

■昔の審判は高圧的でコミュニケーションをとれなかった

モットラム氏は1996年からJリーグ担当レフェリーとなり、1998年から4年連続で優秀主審賞を受賞し、引退後は2002年から2005年までJFAチーフ審判インストラクターを務めていました。

そして、上記の対談で出た課題である『強さ』と『判定力』を日本の審判員に求めていたようです。その試みに対して、賛否両論あるようですが、ジーコ氏は対談で「レフェリーは進化を遂げた」と語っていました。私もそう思います。

ですが、「レフェリー」というよりは、順番もあるのでしょうが、まずは「審判・主審」という方向に進んでいたように思います。

「昔は審判側にも問題があったと思います。審判は教育大系の方が多かったからか、どうしても先生から生徒への上から目線で『こうだ!』と仕切るようなレフェリングばかりでした。悪くいうと高圧的で、コミュニケーションをとれない印象を持っていました」と原博実氏は過去を振り返っています。

出典:Jリーグ公式サイト内ニュース

 

■レフェリーは裁判官ではない。サッカーを知らなければいけない 

では、「審判・主審」から「レフェリー」になるにはどうすれば良いのでしょうか?

そのヒントが『サカイク』内の記事にありましたので、抜粋します。

「私は、レフェリーは裁判官ではないと思っています。選手に高圧的な物言いをするべきではありません。どちらかというと、ディレクター、演出家の要素があるのではないでしょうか。子どもたちがエキサイトしてしまった時に、ガス抜きをするような、ゆとりがあればよいと思います。そのためには、サッカーも知らなければいけません」

記事全文:お父さんレフェリーは裁判官じゃない!高圧的ではなく"毅然"と笛を吹こう

こちらは大阪体育大学名誉監督であり、現在は関西国際大学で総監督を務める坂本康博氏の言葉です。

DVD『レフェリー』では、裁判官ではなく、ディレクター的なJリーグ担当レフェリーたちが登場し、坂本氏が指摘した点の解説を行っています。

そういった意味で、DVD『レフェリー』は「審判・主審」から「レフェリー」に変わる一つのきっかけになるはずです。

 

サッカー少年の親が知っておくべき
「サカイク10か条」とは

 

■ピッチ上では見られない、人間味ある表情も

前作の『審判』はデジタルカメラ一台でフィットネステストや研修会、試合の舞台裏を追いました。今回は試合に特化し、パートを二つに分けております。

Chapter.1は2020~2021シーズン中の試合をいくつかピックアップし、プロフェッショナルレフェリー(JFAと契約するプロレフェリー)に「この試合で何があったのか?」を解説して貰いました。

Chapter.2では2021JリーグYBCルヴァンカップ決勝にカメラを潜入させ、試合中の監督や選手とのコミュニケーションをボケイロ(レフェリーチームが付けているコミュニケーションシステム)音声とテロップフォローで追い、さらにレフェリーを務めた家本政明氏に映像を止めて解説をして貰っています。

試合全体の映像とレフェリーを追った初の二画面映像で、レフェリーの動きの難解さを紐解きます。「レフェリーと選手が試合中にどのようなコミュニケーションをとっているのか?」を前作以上に追求しました。また試合中だけではなく、スタジアムの到着からピッチインスペクション、さらにはウォーミングアップ、表彰式まで、余すことなくレフェリーチームを追っています。

エンディングは、前作で好評だった「レフェリーの人となり」を御覧頂けるように、2021ルヴァンカップの舞台裏にもカメラを潜入させました。ピッチ上では見ることのない、レフェリーの緊張した人間味ある柔和な表情を御覧頂ければと思います。

試合展開とレフェリーを追った初の二画面映像と音声を公開。すべてのサッカーファンにとって永久保存版となる本作品、ぜひお求めください。


【商品概要】

レフェリー.png
販売サイト:https://w8sports.stores.jp/


【作品内容】
CHAPTER.1 2020年-2021年 Jリーグ審判員シーズンレビュー
解説:今村義朗、飯田淳平、西橋勲

 

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