1. サカイク
  2. コラム
  3. 運動能力
  4. あなたの子どもはできる⁉ サッカー少年が苦手とする3つのドリブルとその練習法とは

運動能力

あなたの子どもはできる⁉ サッカー少年が苦手とする3つのドリブルとその練習法とは

2016年6月17日

キーワード:タニラダードリブルヴァンフォーレ甲府谷真一郎足が速くなる

ドリブルのボールタッチがうまくなるためには、どうすればいいのでしょうか? これはサッカーをする子どもたちにとって、永遠のテーマでもあります。そこで今回は、元日本代表FWであり、現在はヴァンフォーレ甲府のフィジカル・コンディショニングコーチを務める谷真一郎さんに「ドリブルに役立つステップワーク」を教えてもらいました。ぜひ、親子で実践してみてください。リズムよく足を踏み変え、小刻みにボールタッチができる選手になりましょう(取材・文 鈴木智之 撮影 八木竜馬)
 
AM1C0246_s.jpg
 
<<あなたの子はどのタイプ? 足が遅い子3つのタイプと足が速くなる理想の走りかた
 

■骨盤が起きた正しい姿勢なら、スピードに乗ったドリブルができる

谷さんはドリブルをするときの動きについて、次のように語ります。
 
「ドリブルの動きと速く走る動きは、密接な関わりがあります。以前の記事で、速く走るためのポイントは姿勢だということを、お話しましたよね。背筋を伸ばして、骨盤が起き上がった状態でドリブルをすることができれば、視野を広く保ったまま、スピードに乗ることができます」
 
スピードに乗ったドリブルをするために、重要なのが正しい姿勢です。そして「足のどの部位でボールに触るか」ということもポイントになります。
 
「ドリブルをするときに、足のつま先でボールに触ると、足首の動く範囲が狭くなるので、ボールタッチの細かな調節が難しくなります。また、後ろ重心の姿勢になりやすいので気をつけましょう。さらに、足の内側でボールを運ぶと、ガニ股のようになり、スピードに乗ることができないので、注意が必要です」
 

■つま先よりやや外側でボールに触ると、ドリブルのスピードが上がる

それでは、スピードに乗ったドリブルをするために、足のどこでボールに触るのが良いのでしょうか?谷さんはFCバルセロナのメッシやレアル・マドリードに所属するクリスティアーノ・ロナウドも実践する、あるコツを教えてくれました。
 
_MG_7612_s.jpg
 
「私がおすすめするのは、スウィートスポット(つま先よりやや外側、薬指のあたりの柔らかい場所)でボールに触るドリブルです。やってみるとわかると思いますが、薬指のあたりでボールに触りながらドリブルをすると、実際の走りの動作に近く、姿勢を保ったままスピードに乗ることができます。また、細かなボールタッチもできますし、上体が起きているので視野の確保も可能です」
 
 

■つま先外側タッチドリブル習得ラダートレーニング

それでは、ここからはラダーを使ったトレーニングで「つま先よりやや外側に当てるドリブル」の技術を高めていきます。使うのは、谷さんが考案した『タニラダー』です。
 
「まずはボールを使わずに、動作だけをトレーニングしましょう。ボールを使うと、どうしてもボールタッチに意識が行ってしまい、正しい身体の使い方を習得するのが難しくなります。技術習得の観点から言っても、まずは動作だけを身につけ、次にボールを使った動作を身に付けるという2段階に分けて取り組んだほうが、スムーズにできるようになると思います」
 
 
[やり方]
腕をしっかりと振り、左足はラダーの外側、右足はラダーの内側を踏み、ひとマスずつ走り抜ける
 
[ポイント]
右足のつま先を、ラダーのマスの左上角に向ける
 
_MG_7598_s.jpg
 
[谷さんからのアドバイス]
ラダーのマスを踏む時、右足は進行方向に対して左上を向くように意識しましょう。ボールを使って練習をするとき、コツをつかむまでは、ボールが足の外側(アウトサイド)に当たってしまうことがあります。それは股関節が内側に入りすぎてしまい、足が横を向くことが原因です。そうなるとコントロールがきかず、身体が斜めになるので、進みたい方向にスムーズに行くことができません。必ず、足の薬指のあたりにボールを当ててドリブルをしましょう。
 

■メッシも得意な切り返しドリブルを習得しよう

続いてのドリブルは、足のインサイドとアウトサイドを使う「切り返し」と呼ばれるテクニックです。メッシなど、多くの選手がインサイドとアウトサイドを使った切り返しで、相手を抜いていきます。
 
 

■インサイド&アウトサイドタッチドリブル習得のラダートレーニング

 
[やり方]
ひとマスずつ交互に、右足をマスの中、外とステップを踏み変えて進んでいく。
 
[ポイント]
足の踏み変えのリズムを意識する。頭を下げて足元を見ないように、背筋を伸ばして遠く見て、腕を振る
 
[谷さんからのアドバイス]
インサイドとアウトサイドでボールを交互に触ることで、左右どちらでも行きたい方向に、スムーズに行くことができます。また、細かくボールを触ることで、瞬時のプレーが可能になりますし、ボールタッチを調整することでドリブルに緩急が生まれます。相手を抜くときに使えるテクニックなので、ぜひチャレンジしてみてください。
 
次ページ:アウトサイドターンを習得し、相手を置き去りにしよう
 

【PR】

●おすすめ商品●

正しい姿勢が身につくスピードアップトレーニング

tani_banner300x300_02.jpg

走り・ひねり・ジャンプなど、様々なステップを取り入れたスピードアップトレーニング。わかりやすい解説テキストとDVD付きで、正しいステップがしっかり身につきます。短いラダーを使うから、ご自宅での自主練にもピッタリ!

 

タニラダー>>
サカイク運営スタッフがセレクトしたアイテムが揃う!
E-3ショップ
サカイク、COACH UNITED、Spike!などの取材を通じて得たノウハウから、厳選した商品だけをセレクト。ここにしかないオリジナル商品を中心に、サッカー選手とコーチに本当に必要な商品だけをセレクトして取り扱っております。

今すぐできる!足が速くなる練習法
「5人の専門家が教える足が速くなるコツ」を無料配信!

サカイクに掲載された記事の中から、世界陸上メダリスト為末大さんをはじめ、5人のプロアスリートやトレーナーが教える足が速くなるコツをメルマガで配信!

※メールアドレスを入力して「メルマガに登録する」ボタンをクリックしてください。

※このメール配信はいつでも簡単に解除することが可能です。

 
 
1  2
取材・文 鈴木智之 撮影 八木竜馬

関連記事

関連記事一覧へ

運動能力コンテンツ一覧へ(91件)

コメント

  1. サカイク
  2. コラム
  3. 運動能力
  4. あなたの子どもはできる⁉ サッカー少年が苦手とする3つのドリブルとその練習法とは

Pickup

サッカースクール検索サイト ケリなび

週間記事ランキング

  1. 「厳しいサッカーよりも楽しいサッカーをしてもらいたい」徳永悠平のサッカー少年の育て方
    2017年1月10日
  2. ジャージorピステ 寒い日に用意したいのはどっち!?
    2011年10月16日
  3. 本来の力が発揮できなくなるかも?"ポジティブシンキングの罠"に注意
    2017年1月12日
  4. ウチの中でも簡単にできる!こっそりサッカー自主トレーニング
    2012年6月26日
  5. 「自分の内側からやりたいと思えることを続けてほしい」FC東京・徳永悠平の父親論
    2017年1月11日
  6. 1対1に自信がつく! ディフェンスで大事な3つの姿勢
    2012年4月27日
  7. 父は思春期とどう向き合えばよろしいか問題
    2017年1月16日
  8. 今年の卒団式どうする!?いろんなチームの実例を集めてみました!
    2012年2月14日
  9. プレイヤーズファーストって知ってる?ただ褒めるだけではなく、然るべきタイミングに褒める親になろう
    2017年1月 6日
  10. 「緊張しても失敗しない!」子どもの自信を育てるメンタル・トレーニング
    2017年1月 5日

一覧へ