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考える力

2014年10月 2日

アルゼンチンとペルーで感じたサッカーゴールの重要性

キーワード:ぺルーアルゼンチン環境習慣

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■ゴールのあるところに子どもは集まる

それでは、日本もコンクリートコートや駐車場や道路でサッカーをすればいいかといえば、それは現実的とは言いかねます。親や指導者の立場からすると、ひとつ間違えば大きな怪我につながりかねない環境でサッカーをさせるのは避けたいはずですから。
 
しかし、わたしがこの記事で主張したいのは、地面が土かコンクリートかという話ではありません。「そこにサッカーゴールがある」ということです。
 
ブエノスアイレス、リマの子どもたちがそのような場所に集まってサッカーをするのは、そこにサッカーゴールが設置されているからという理由にほかなりません。
 
たとえば、子どもたちがバスケットボールをするためにはバスケットリングの存在が不可欠ですし、ピンポン台がなければ卓球を楽しむことはできません。
 
それと同じように、サッカー少年・少女にとっては、コートが芝生であるか土であるか、あるいはコンクリートであるかということよりも、サッカーゴールが置かれているかどうかのほうが、重要なのではないでしょうか。
 
日本では、都市部や住宅街の公園が減少している一方で、少し都市部を離れると広大な芝生やジョギングコース、アスレチック遊具を有する大規模な公園はたくさんあります。そういった公園には、綺麗な天然芝が生い茂っているにもかかわらずサッカーゴールが設置されているケースが非常に少ないです。ゴールを置くだけで、そこは子どもたちにとって立派なサッカーコートになります。そういったあと一歩の工夫が、とても大切のではないかと思います。サッカーゴールは事故につながるという意見もありますが、最近では安全性に特化した商品も開発されています。
 
サッカーゴールのあるところにサッカーをしたい子どもたちは集まります。子どもたちだけでサッカーができるような公園、さらに言えばサッカーゴールが設置されている公園が増えれば、子どもたちの可能性をより引き延ばすことができるのではないでしょうか。そんなことを南米の大都市で感じました。
 
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取材・文・写真 岡島智哉

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