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テクニック

2011年3月21日

【第15回】森崎ツインズ(サンフレッチェ広島)のワンポイントサッカー講座 トラップが次のプレーを決める編②

キーワード:Jリーグサンフレッチェトラップトレーニングパス森崎ツインズ練習

現在、サンフレッチェ広島で双子のプレーヤーとして活躍中の森崎浩司選手と森崎和幸選手。この森崎ツインズが小学生プレーヤーのためにサッカー上達のヒントを伝授するコーナー。第16回に続き、和幸選手が「トラップの大切さについて」を教えてくれます。

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■各ポジションにおけるトラップの大切さ②

サイドの選手もトラップによってプレーの選択は大きく変わります。サイドではDFを背負うことはまずありません。タッチラインをのぞく、180℃程度の視野を確保すればよく、主な選択肢としては前に出るか、それとも後ろ、横に戻すかのどちらかとなってきます。サイドの選手が、ファーストトラップで相手のマーク(タイミング)を外せれば、一気に優位に立つことができますよね。さらに、トラップを大小コントロールすることで、相手を抜きされれば、次のタッチでクロスボールを上げることも可能になります。

そしてDF。フィールドプレーヤーの中では、一番プレッシャーがなく、時間に余裕を持ってトラップできるポジションです。でも、DFのトラップはとても重要です。

これは特に覚えておいて、意識してほしいのですが、実はDFやボランチなど、守備的な位置でプレーする選手のトラップは、攻撃のスイッチになります。つまり、DFのトラップは、攻撃する選手たちが動き出す、きっかけとなるんです。

(DFが)トラップする際、前方にスペースがあれば、そのスペースに蹴り出した瞬間、前線の選手たちは動き始めます。2列目はDFとMFの間にポジションを移す、FWはくさびのパスを受けようと準備するなど、攻撃につながる動きを、それに合わせてするのです。これにより縦パスが通れば、チームは大きな決定機を作りだすことができます。

僕がプロとしてプレーをはじめたころ、そうしたトラップをチームメートから求められました。それだけトラップとは、ただボールをコントロールするだけではなく、奥が深く、そして重要な技術なんですよね。DFは余裕があるからといって、何となくトラップするのではなく、考えたトラップをする必要があるんです。

そして、すべてのポジションでいえることは、自分のイメージした通りに、正確にコントロールするということ。それができるようになるまで、日々、トレーニングに励んでください。

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森崎浩司選手(左)&森崎和幸選手(右)//
ともに2000年にサンフレッチェ広島へ加入した双子のMF。双子ならではの抜群のコンビネーションでサンフレッチェの中盤をコントロール。高度な技術と知性で、攻守に渡ってチームに貢献している。

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