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サッカー豆知識

2011年8月30日

『サッカー小僧』宇佐美貴史選手のうまさの秘訣!?

キーワード:Jリーグドイツドリブル

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ドイツの名門・バイエルン・ミュンヘンへの移籍が決まった、宇佐美貴史選手。2012年のロンドン五輪、そして2014年のブラジルW杯での活躍が期待される逸材です。彼は自ら「日本一のサッカー小僧やと思う」と語るほど、サッカーが大好きで、サッカーにすべてを捧げてきました。3歳頃からサッカーボールを蹴り始め、地元・京都の長岡京サッカースポーツ少年団(長岡京SSS)に入ると、すぐに頭角をあらわしました。中学からは名門・ガンバ大阪Jrユースに所属。中3時にはユースに飛び級で昇格し、高校2年時には、念願のJリーグデビューを飾りました。
 
宇佐美選手は華々しい経歴、プレースタイルから、「天才」と称されます。しかし、本人はそうは思っていないようです。「なんもせんでも柔らかいボールタッチができる人はおらんと思う。努力した結果、柔らかいボールタッチを身につけて『天才』と、呼ばれるんや、と思います」(宇佐美選手)
 
宇佐美選手は「努力」という言葉を使いましたが、サッカーが大好きで、ボールを蹴るのが楽しくて、毎日、全力でやっていたら、うまくなっていたという感覚なのだそうです。中学時代、Jrユースの練習が終わったあとに、近所の公園に行き、一人でひたすらドリブルの練習をしていました。
 
「人より練習すればうまくなるし、差を付けられる。なによりボールを蹴るのが楽しかったから、自分にとって個人練習は、メリットしかなかった」と言います。
 
中学、高校のあいだ、欠かさず行った個人練習は、プロになってからも、続けていたそうです。試合で調子が悪かったり、プレーがうまくいかないときには、近所の公園に行ってボールを蹴っていました。プロになっても、気持ちは「サッカー小僧」そのものです。
 
宇佐美選手の得意なプレーといえば、ドリブルでカットインしてからのシュート。これも中学時代からの自主練で磨き上げたものです。練習メニューはいたってシンプル。「全速力でドリブルをする」。ただ、それだけです。トップスピードでのドリブル、ストップ、ターンなど、相手をつけずに一人で行うのです。
 
実はこれ、ドリブルの得意な選手の多くが実行している練習です。トップスピードでボールを扱うことで足さばきがスムーズになり、心肺機能も鍛えられます。
 
シンプルな練習であるからこそ、そこには、うまくなるための工夫が必要になります。その工夫とは「相手の存在をイメージして、ドリブルすること」。ただやみくもにボールを蹴るのではなく、イメージやアイデアを持って、身体を動かすことが大切なのです。そうすることで、動き方のイメージが蓄積され、自然と身体が動くようにもなります。
 
持ち前のドリブルを武器に、早速、バイエルンでも好プレーを披露している宇佐美選手。ガンバ時代はデビュー戦&ラストゲームでゴールを決めるなど、節目の試合で結果を残してきました。バイエルンのリーグ・デビュー戦では、どんなプレーを見せてくれるのでしょうか。これからの活躍が楽しみです。
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文/鈴木智之 写真/小川博久(全日本少年サッカー大会より)

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