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考える力

いい親は必ず実践している!「なんで」ではなく「どうすれば」の習慣

2015年3月12日

キーワード:カレンダー藤代圭一講習会

しつもんメンタルコーチの藤代圭一さんは、かつて小学生年代の子どもたちのサッカーコーチでした。先日、開催した「しつもんサッカーカレンダー無料講習会」で、彼は自身の過去をこのように告白しています。
 
「ぼくはひどいコーチでした。試合に負けると反省会を開き、シュートをはずした子どもを『なんでシュートを外したんだ』と問い詰め、判断を誤り相手にボールを奪われてしまった子どもを『なんで簡単にボールを失うんだ』と責めました。そうすると、子どもたちはだんだん俯くようになり、なかには涙を流す子や、次から来てくれなくなる子もいました」
 
藤代さんは講習会の参加者に問いかけます。
 
「このように"なんで"と声かけたとき、子どもからどのような答えが返ってくると思いますか?」
 
あなたが普段、子どもに"なんで"と問いかけたときに、どのような返答がありましたか? あなたの隣にいる旦那さん、あるいは奥さんと思い起こしてみましょう。
 
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■あなたの"なんで"は、子どもの本心を隠してしまう

 
「なんで片付けないんだ」
「なんでご飯を残したんだ」
 
親であれば、誰もが一度はこのような問いかけをした経験があるはず。そのとき子どもからどのような答えが返ってきましたか? 藤代さんの場合、サッカーを教えていた子どもたちからこんな答えが返ってきたそうです。
 
「だって、味方のパスが悪いんだもん」
「だって、周りに味方がいないんだもん」
 
「"なんで"と声をかけると"だって"が返ってきます。"だって"とは、つまり言いわけです。それを受けて過去のぼくはこう言うんです。『なんで言いわけするんだ』と。子どもから言いわけを引き出している犯人はぼくなのに。ひどいコーチです」
 
あなたにもこのような経験、ありませんか? かつて子どもだったとき、あなたは"なんで"と問われてどのように思いましたか? 親になったいま、もう一度思い返してみましょう。あなたは子どもに言いわけをさせたいわけではなく、子どもを助けてあげたいだけのはず。ならば、あなたにできることは、持っている答えを子どもに伝えることではなく、子ども自身が持っている答えを引き出してあげることです。
 
「では、子ども自身の答えを引き出すにはどう声をかければ良いか。良いしつもんをするコツは"どうすれば"をつけることです。過去のぼくが教え子たちにしていた声かけの"なんで"を"どうすれば"に置きかえてみましょう」
 
「どうすれば、シュートが入っただろう?」
「どうすれば、ボールを奪われなかったかな?」
 
そうすると子どもからこんな答えが返ってきます。
 
「しっかりとトラップしてから、ゴールを見てからシュートを打てばよかった」
「周りをみて、相手がどこにいるのか確認しておけば奪われなかったかも」
 
なぜシュートを外したのか、なぜボールを奪われたのか、その理由と打開策を自ら考えた子どものプレーは変化していくものです。藤代さんは言います。
 
「いまぼくは"Why(なぜ)"を"How(どのようにすれば)"にしました。"How"は子どもの考える力を伸ばします。みなさんも、ぜひ"How"のしつもんを実践してみてください」
 
次ページ:理想の未来像を想像して、毎日を"どうすれば"その理想に近づけるかを考えよう

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