1. サカイク
  2. コラム
  3. 考える力
  4. "思い込み"と"ワクワク"が子どもを成功に導く!【はじめようポジティブシンキング1】

考える力

"思い込み"と"ワクワク"が子どもを成功に導く!【はじめようポジティブシンキング1】

2012年2月28日

キーワード:アファメーションコミュニケーションメンタル

DSC07020.JPG
 
なでしこJAPANが女子W杯で優勝した際のインタビューで主将の澤選手は「負ける気がしなかった」と話していました。選手たちはW杯期間中「金メダルを取る!」と日々話していたそうです。『叶えたいことは口にすると叶えられる』と良く聞きますが、なぜ、こうしたポジティブな思い込みが成功に結びつくのでしょう? それは人間の脳のメカニズムに秘密があります。
 
 

■脳はイメージと現実を区別できない

夢の中でおしっこをして、本当におねしょをしてしまうことって、小さい子どもにはありがちな話ですが、人間はそもそも脳の中にあるイメージと現実の区別がつかないようになっています。つまり頭の中でイメージしたことがそのまま現実の行動に影響が出てくるのです。アスリートが行なっているイメージトレーニングなどは、このメカニズムを応用したものです。
 
では、少年サッカーにおいてはどうでしょう?
子どもたちは日々シュートやキックの練習をしていると思います。いざ試合でシュートチャンスになった時、子どもは、「いつもの練習通りに蹴れば決められる!」と思っているでしょうか?それとも「外しちゃったらどうしよう・・・」と思っているでしょうか?
 
シュートを決めることができた時「やった~」といううれしい気持ちになります。そうすると脳には、“シュートは決められる”というポジティブな思い込みが植えつけられます。そしてまた同じ場面に直面した時に過去のデータから“シュートは決められる”という思い込みが呼び起こされます。
 
人間の脳の中には、自分の意識ではどうすることもできない無意識につくられる思い込みがあります。前述のようなシュート場面で、「いつもの練習通りに蹴れば決められる!」と思えれば、見事にシュートは決まるはずです。「外しちゃったら・・・」と思えば外してしまいます。
 
このメカニズムを自動成功装置にするためには、日頃のポジティブな言語習慣、思考習慣が重要です。ポジティブに物事を捉えられるように、さまざまな場面で最「幸」な解釈をするように心がけましょう。
 
 

■最「幸」の解釈をする

最「幸」の解釈とは、幸せな気持ちになれるシチュエーションを思い描くことです。
 
例えば・・・
同じようなシュート場面で、
「外したらどうしよう」と思っては最幸の解釈にはなりません。
「これを決めたらヒーローだ!」と考えれば、それは最幸の解釈です。
 
2011年のアジアカップ、決勝戦で途中出場ながら見事なボレーシュートで日本を優勝に導いた李忠成選手は、ベンチの中で「試合に出たら絶対にヒーローになってやる」と思い続けていたそうです。もし、「こんな少ない時間では結果は残せない」など考えていたら、この結果は出なかったかもしれません。
 

【演習:最幸の解釈をやってみよう!】
あなたならどう考えますか?お子さんと一緒にやってみましょう。
●1.前半が終わって2対0で相手がリード…
●2.思わぬ大ケガ。チームを長期離脱することになった…
●3.いつもベンチ。なかなか試合に出させてもらえない…
※回答の見本は記事の最後に記載しています。

 
DSC06988.JPG

 

■ワクワクすることを想像する

ポジティブな思い込みが脳に植えつけられるためには、言葉だけがポジティブであってもだめです。言葉と思考と感覚が伴って、初めてポジティブな思い込みが出来上がります。
 
そのために大切なのがワクワク感です。そのシチュエーションを思い描くとついつい笑顔になってしまうような何かが必要なのです。
 
例えば・・・
大金の入った財布をなくしてしまった、とします。
そんな時に「誰か素敵な人が拾ってくれて、出会えるかもしれない・・・」と思うと、ついつい顔が綻んでしまいませんか?
 
ワクワクすることを想像すると、自然に気持ちが前向きになり、物事をポジティブに捉えることができるようになります。
 
まずは、サッカーに限らず、さまざまな出来事に直面した際に最「幸」の解釈をして、ワクワクすることを考えて、思いを口にして行動に移すことが習慣化できるようにしておくといいでしょう。
 
この記事の続き「“口ぐせ”が子どもの未来を変える!」は2/29アップ予定です>>
 

【演習の見本回答】
これが正しいというものはありません。
あなたなりのポジティブな解釈ができていればOKです。
●1.まだまだ前半が終わっただけ、相手も2点取れたんだから俺たちもできる!
●2.自分を見直すいいチャンスだ!
●3.レギュラーのプレーを見て、技を盗んでやろう!あいつらよりもいい選手になってやる!

 
「はじめようポジティブシンキング2」を読む>>
 
【取材協力】
WACアカデミー//
様々なチームや団体・企業向けに、前向きに積極的に取り組む姿勢を育てる「ポジティブ・シンキング」・「ロジカル・シンキング」両面をバランス良く鍛え、組織やチームの人間関係・信頼関係を築くためのコミュニケーション・セミナーや講座を提供している。
 
●お問い合わせ先
WACアカデミー事務局
担当:山本
TEL:03-6380-8415
e-mail:info@wac-academy.org
URL:http://www.pc-camp.biz
 
 
【この記事を読んだ人にはこちらもオススメ!】
子どもを『怒る』と『叱る』の違いを理解する
子どもに自分で考えさせる上手な『叱り方』
子どもの不安を自信に変えるペップトークにチャレンジ!
1
取材・文/kilohana 前田陽子 写真/サカイク編集部(ダノンネーションズカップ2011より)

関連する連載記事

関連記事一覧へ

関連記事

関連記事一覧へ

考える力コンテンツ一覧へ(245件)

コメント

  1. サカイク
  2. コラム
  3. 考える力
  4. "思い込み"と"ワクワク"が子どもを成功に導く!【はじめようポジティブシンキング1】

Pickup

サッカースクール検索サイト ケリなび

週間記事ランキング

  1. 「厳しいサッカーよりも楽しいサッカーをしてもらいたい」徳永悠平のサッカー少年の育て方
    2017年1月10日
  2. ジャージorピステ 寒い日に用意したいのはどっち!?
    2011年10月16日
  3. 本来の力が発揮できなくなるかも?"ポジティブシンキングの罠"に注意
    2017年1月12日
  4. ウチの中でも簡単にできる!こっそりサッカー自主トレーニング
    2012年6月26日
  5. 「自分の内側からやりたいと思えることを続けてほしい」FC東京・徳永悠平の父親論
    2017年1月11日
  6. 1対1に自信がつく! ディフェンスで大事な3つの姿勢
    2012年4月27日
  7. 父は思春期とどう向き合えばよろしいか問題
    2017年1月16日
  8. 今年の卒団式どうする!?いろんなチームの実例を集めてみました!
    2012年2月14日
  9. プレイヤーズファーストって知ってる?ただ褒めるだけではなく、然るべきタイミングに褒める親になろう
    2017年1月 6日
  10. 「緊張しても失敗しない!」子どもの自信を育てるメンタル・トレーニング
    2017年1月 5日

一覧へ