1. サカイク
  2. コラム
  3. こころ
  4. 【第9回】子どものやる気を引き出すために --「サッカーで学ぶ、チカラ」

こころ

【第9回】子どものやる気を引き出すために --「サッカーで学ぶ、チカラ」

2011年1月25日

キーワード:コーチング子どものやる気自立

■自信はつけてあげるものではない

子どもたちの潜在的な意欲、能力を最大限に生かし、自立する力を養う「教育コーチング」。その普及に取り組んでいるのが、日本青少年育成協会です。9回目となるこのコーナーでは、PM級認定トレーナーの本田恵三さんに「子どもに必要な力を、サッカーを通じて学ぶ」について、お話を聞いていきます。

サッカーはすばらしいスポーツです。私自身、サッカーというスポーツの持つ力が、いまの子供たちに必要だと感じています。なぜならば、サッカーは『自分で考え、自らの意思で選択する』ことが求められるスポーツだからです。

サッカーを始めとする球技は、大きく3つに分けることができます。1つは野球型。2つ目がバレーボール型。そして3つ目がサッカー型です。

1つ目の野球型。これは攻撃と守備の時間が分かれていて、監督の指示・命令を正確に遂行できることが選手に多く求められます。作戦やプレーを決めるのは監督の領域であり、その意味では、監督は選手に近い存在です。その証拠に、監督も選手と同じようにユニフォームを着ています。

2つ目のバレーボール型は、敵と味方がネットを挟んで分かれています。つまり、野球型とサッカー型の中間です。攻守は一体のようで、そうではありません。野球ほどではありませんが、プレーの一つひとつに監督が指示を出すことが可能なスポーツです。監督はユニフォームこそ着ませんが、多くの人がジャージを着て指示を出します。

そして3つ目のサッカー型。試合中、監督の指示は、かなり通りにくい環境におかれます。そのため、選手が自分で考え決断し、プレーすることが大切になります。プロの監督は、ピッチの中でプレーする選手と一線を画すために、スーツを着ています。ラグビーに至っては、監督はスタンドにいます。

私は、サッカークラブでの指導や塾での指導を通じて、「自分の意思で決定や選択すること」を苦手としている子どもが多いと感じています。多くの子どもが自分で考え、決定するのではなく、親に依存しているところをたくさん見てきました。

私は、サッカーを通じて得られる気付きや学びは、自分の意思で選択することが苦手で、自信が湧きあがってこない子どもたちにとって、大きな力になると思っています。

では、子どもに自信を与えるにはどうすればいいのでしょうか? 自信はどうすれば湧いてくるのでしょうか? 

1  2

関連する連載記事

関連記事一覧へ

関連記事

関連記事一覧へ

こころコンテンツ一覧へ(173件)

コメント

  1. サカイク
  2. コラム
  3. こころ
  4. 【第9回】子どものやる気を引き出すために --「サッカーで学ぶ、チカラ」

Pickup

サッカースクール検索サイト ケリなび

週間記事ランキング

  1. 無名チームから國學院久我山へ―。文武両道を追い求めたとある指導者がレギュラー獲得のために"親に内緒で"したこと
    2017年8月10日
  2. 夏合宿の持ち物を準備しよう!(1/2)
    2011年7月12日
  3. 子どもは親の分身ではない 指導はコーチに任せ、チャレンジの姿勢をほめることが成長の糧になる
    2017年8月14日
  4. 保護者が知っておくとためになる映像の使い方 スペインのトレンドは......
    2017年8月18日
  5. Jリーグ選手の管理栄養士に聞いた、野菜の栄養を効率的に摂る食べ合わせ&野菜嫌い克服法
    2017年8月16日
  6. 話を聞く、自分で考えだす... サカイクキャンプなどにヒントがあった、子どもが成長するきっかけの与え方
     
  7. 「プロ100人よりサッカーで輝く社会人100人を育てたい」勝利至上主義だった監督が目を覚ました子どもたちの言葉とは
    2017年8月 9日
  8. 結成7年で強豪チームに。甲府U-12が取り組む「試合に生きるトレーニング」とは?
    2017年2月 1日
  9. すぐ速く走れるようになる!陸上メダリストの為末選手伝授の速く走る方法
    2013年6月13日
  10. サボっているほど良い選手?その驚きの理由とは
    2015年3月19日

一覧へ