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回を追うごとに身につけたスキルは一生もの !「楽しい」から何度も参加したくなるサッカーキャンプの内容 

公開:2023年3月16日 更新:2023年5月23日

キーワード:キャンプコミュニケーション能力サカイクキャンプライフスキルリーダーシップ考える力自信

サッカーキャンプに行かせてみたいけど、うちの子でも大丈夫かな......、など、参加を迷っているご家庭や、勇気が出ないというお子さんのために、サカイクキャンプ参加者のエピソードを大公開。

今回お話してくれたのは、すでに3回参加しているリョウヘイくん(小4)とお母さんです。リピートの理由や、繰り返しの参加で感じられたリョウヘイくんの変化をご紹介します。
(取材・文:小林博子)

 

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サカイクキャンプでトレーニングに励むリョウヘイくん

 

<<臆せずチャレンジできる雰囲気の中で自己効力感が大幅アップ! たった3日でサッカーの自信がついた理由

 

■「楽しい」から参加したい/させてあげたい と親子で即答!

小学4年生にして、すでに3回キャンプに参加しているリョウヘイくん。何度も参加する理由を聞くと「楽しかったから!」と即答でした。

楽しかった理由は、友達ができたこと、サッカーの上達が自分でもよくわかったこと、普段の練習だけでは出会わなかったであろう他府県のサッカーが上手な子と一緒にサッカーができたこと、など、いくつでも挙げられる様子。たくさんの良い思い出が3回のキャンプに溢れているようです。

とはいえ、楽しいだけでそう何度も参加させるのは躊躇してしまうという親御さんは多いはずです。そこで、実際のところはどうなのかをリョウヘイくんのお母さんに伺ってみたところ......

「確かに楽しいようなので、まずは本人がまた行きたいと言うのであればできる限り行かせてあげたいと思っています。最終日に迎えに行ったときのいきいきとした表情を見ると、参加させてあげてよかったと毎回思います。今しかできない経験は貴重です。『楽しい』が最大の理由であることに、私たち親も賛成しています」と、目を細めて話してくれました。

 

■親はついコスパを求めがちだが、大事なのは子どもの「楽しい」という心

親としては、学びがなければ、上達がなければ......、など、ついコストパフォーマンス的なことをついつい考えてしまいがちですが、子ども時代の思い出という観点では「楽しかった」が大切であることに気付かされたお答えでした。

コロナ禍で制限が多かったここ数年間の子どもの生活を考えても、「楽しい」を最優先に子どもの希望を叶えてあげたいと思う親心には共感できますよね。

サカイクキャンプは、サッカーや日常生活のスキルが上がるキャンプです。そしてその土台は子どもたちが楽しくサッカーをし、寝食を共にしながら非日常体験ができるという、とにかく楽しい3日間であることは確かです。「楽しそう」「楽しかったからまた行きたい」それだけが参加理由でも、もちろんOKです。むしろそれが最も大切なことかもしれません。

 

■リピーターだからこその経験や成長も

キャンプの間、リョウヘイくんを見守ってきた柏瀬コーチによると、回を追うごとに周りの子どもたちへの接し方に変化が出ていたと言います。

小3の冬だった初回の参加時、リョウヘイくんは不安そうな表情を浮かべるシーンも。それが、2回目には頼もしい顔で初参加の子たちに声をかけて場を和ませたり、3回目では練習時にチームをひっぱる声がけができるようになったそう。

二人組になって行う練習や話し合いがあるときも、自分から「僕とやろう」と話しかけるなど、初回の不安そうな表情や態度からは想像できないほど頼もしくなりました。

キャンプでは前向きな気持ちで過ごし、「プラスの声がけ(=ポジティブな声がけ)」の大切さについても子どもたちにしっかり伝えています。「5つのライフスキル」について座学で学ぶ時間のほか、サカイクサッカーノートへの記入や、練習時のコーチとの会話など、何度もそれについて考え、実践します。

1回目の参加時に、リョウヘイくんがわからなかったことや不安だった経験があるからこそ、2回目以降に同じ立場になった参加者の気持ちがよくわかるのでしょう。繰り返し参加することで、身につけたコミュニケーションやリーダーシップのスキル、相手を思いやる心を発揮するシーンが増えていきました。そしてそれを見守り評価してくれるコーチたちがいることで、より自信につながるはずです。

 

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■参加するごとに我が子が凛々しくなるのを感じる

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サカイクキャンプでトレーニングに励むリョウヘイくん

 

その変化はお母さんも感じていて、「どんどん凛々しくなる様子が顕著です」と話します。それはサッカーでも家庭でも発揮している変化で、「自分のことは自分でやる」「言葉にして思いを伝える」といったキャンプで学んだことを意識して過ごせている様子なのだとか。

「前向きな気持ちを大切にして、それを表現するスキルを身につけたリピーターの子どもがいると、チームの雰囲気に良い影響があり、周りの子どもたちも前向きになるという、プラスのリレーが生じます。サカイクキャンプでそういう子どもが増えることはとても嬉しいし、サッカーだけでなく子どもたちの将来にも役に立ててもらえると思えることにやりがいを感じます」と柏瀬コーチ。

リョウヘイ君が3回のキャンプで身につけたそんなスキルは、サッカーや日常生活に、そしてこれから大人になって社会に出ても、きっと強みになるはずです。

 

■「考えるサッカー」 に共感。少しずつそのフレーズを体現できるように

リョウヘイくんが最初にサカイクキャンプに参加するきっかけを与えてくれたのはお父さんでした。お母さんもサカイクが提唱する「考えるサッカー」に共感し、体験してほしいとの思いからだったそうです。

キャンプでは、サカイクサッカーノートを使って、サッカーをはじめさまざまなことについて考える時間が設けられています。コーチたちは、子どもが思っていたことや感じていたことを自分の言葉にするためのサポートを行い、子どもたちはそれを自分で書くことで思いや考えを言語化するという体験をし、思いや気持ちを認識していきます。

家庭でお母さんが「凛々しくなった」と思えるのは、発する言葉や意識の面から、その「言語化」ができている様子が垣間見られるからだそう。思考が深くなり、より考えることができるようになっているのでは、と成長を感じています。

ご両親が共感してくれている「考えるサッカー」に必要なノウハウも、キャンプで無理なく楽しく身につけていることに「参加させた意味がある」と話してくれました。

 

最後にリョウヘイ君は「次も参加したい」とにっこり。彼にとって、よほど楽しいキャンプなのでしょう。

「参加させてあげたいけれどうちの子は大丈夫かしら」と心配な親御さんもいらっしゃると思いますが、不安を感じている初回参加者をあたたかく迎え入れてくれるリョウヘイ君のようなリピーターキッズもたくさんいるので安心してお子さんを預けてみてはいかがでしょうか。

3日間を過ごして帰ってくる頃には、とびっきりの笑顔を見せてくれるはずです。

 

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取材・文:小林博子

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