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ふてくされても意味がない!チームを救うベンチでの振る舞い方

公開:2014年10月20日

キーワード:コミュニケーション状況把握高木大輔

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■チームの中に個人があり、個人の中にチームがある

もう一度、強調しておこう。この高木大輔の姿勢を、「彼のキャラクターだから」で片付けてはいけない。じつは誰よりも視野が広く、自らの内面を知り、置かれている状況の全体像をつかんでいるからこそ、敢えて明るいキャラクターを演じているときもある。
 
「チームの中に個人があって、個人の中にチームがあるんです。バルセロナだって、チームであれだけボールポゼッションしながらも、個でメッシだったり、一本のパスで勝負を決めるシャビだったり、イニエスタがいるから強い。自分たちもパスをまわしながら、(南野)拓実君の個だったり、関根(貴大)のドリブルだったり、(越智)大和の動き出しだったり、(川辺)駿の一本のパスがあるからこそ強くなる。大事なのはみんなが強い気持ちを持つこと。それは、誰かが言わないと持てない。ベンチから見ていても、もっと自分で仕掛けてシュートまで持っていけばいいところでパスをしたり、もっと運べるのにパスを出してしまうのは遠慮しているからなのかな、と思うとこともあります。でもそう言うプレーに対し、『パスが最良の選択だったからパスをしたのか』『単に遠慮してパスをしたのか』をしっかりと見極めてあげないといけない」
 
残念ながらU-19日本代表は、来年ニュージーランドで開催されるU-20W杯の出場権を失ってしまったが、チームにおける個のあり方を改めて教えてくれた高木大輔。良いときに良い雰囲気でプレーできる選手は多い。肝心なのは悪いときに何をすべきか。これからの日本サッカー界を担うジュニア年代の子どもたちにも、彼の姿勢から多くのものを学び取ってもらいたい。
 
 
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取材・文/安藤隆人

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