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【監督に聞く】『一番大事なのは生徒との信頼関係。まずは生徒と真っ向勝負』‐藤井潔 広島皆実サッカー部監督《Part1》

2011年5月 4日

キーワード:コミュニケーション文武両道高校サッカー

第87回全国高校サッカー選手権大会を制した広島皆実。県内屈指の進学校であり、サッカー強豪校として、チームを率いる藤井潔監督は「生徒たちと真っ向勝負」の毎日を過ごしています。広島生まれ、広島育ち"監督"が育てていくチームとは――。その指導法を伺います。

■高校の指導者の一番の魅力は

16~18歳という変化に富んだ生徒、選手たちと同じ時間を過ごせること

11.5.4-1.jpg 11.5.4-2.jpg ――藤井先生が高校教諭、高校サッカーの指導者になろうと思われたのはどんな理由からですか?
「中学校の家庭科教諭だった母親の存在は多少なりとも影響していると思います。ですがそれ以上に、生涯にわたってサッカーと携わる仕事に就きたいと考えたとき、真っ先に思い浮かんだのが教諭という職業でした。私たちの世代では、当時、プロとしてサッカーを続けることや、クラブの監督やコーチという職業に就くということは、現在のようになかなかイメージすることができませんでした。また、教諭としてサッカーに関わったとき、高校サッカー選手権の存在が非常に大きかったですね。私自身、広島国泰寺高校で高校選手権出場を目指していたんですが、不本意な負け方をしたという悔しい経験があったので、いつか教諭になって、全国の舞台に戻ってきたいという気持ちもありました」

――高校の教諭、サッカー部の監督の魅力は、どのようなところですか?
「一番の魅力は、16~18歳という、(心と身体の)変化に富んだ世代の生徒、選手たちと同じ時間を過ごせるということですね」

――では、藤井先生が指導なさるときにモットーとしていることを教えてください。
「"文武両道"。これは私自身がサッカーに全力を注いだ学生時代、両親から口癖のようにいわれ続けてきた言葉でもあります。「サッカーでご飯は食べられないよ」と。当時はそれに反発していた部分もありましたが、その反面、「好きなことだけやっているのではダメだ」ということを嫌というほど思い知らされたような気がします。だからこそ今、選手たちにもサッカーだけではなく、学力もつけてもらいたいですし、生きる力を学んでほしいと考えています」

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