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テクニック

ゴールへの意識を高めて得点機会を増やす!ゴール感覚を養い、シュートスキルを身に付けるトレーニング法

公開:2022年7月 1日

サッカー指導者のためのオンラインセミナー『COACH UNITED ACADEMY』では、U-8やU-10など、サッカーと出会ったばかりの子どもを指導する際の参考になるトレーニング動画を多数配信中だ。

今回のテーマは、柏レイソル、ヴァンフォーレ甲府などでストライカーとして活躍した長谷川太郎氏による「決定力を高めるシュートテクニックを磨く練習法」。3回に渡って公開してきたトレーニングの最後は、ゲーム形式を中心とした様子を紹介したい。(文・鈴木智之)

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守備から攻撃への切り替えで瞬時にゴールへの意識を持つ

シュートへの意識を高めるためのトレーニングとして、「4対2(3)のシュートゲーム」を実施。コートサイズは、縦25~30m、横12~14m。攻撃側2人、ボール保持側4人に分かれてロンド(鳥かご)を行い、攻撃側はボールを奪ったら、2つあるゴールのどちらかを目指してシュートを打つ。

プレーはコーチの配球でスタートし、ボール保持側がミスをしてコート外にボールが出た場合は、コーチが攻撃側にパスをし、すぐにシュートに持ち込む。

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長谷川コーチは「ボール保持側は、シュートを決められたとしても、すぐに切り替えよう」などの声をかけ、プレーの切り替えと素早いアプローチに意識を向けることで、攻撃側の難易度を上げていく。

トレーニングの狙いは、積極的にシュートを打つことへのチャレンジだ。加えて、瞬時に状況を判断し、パスとシュートを使い分けることも意識させたい。

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また、チーム間で得点を数えて競争形式にすることで、勝負へのこだわりとゴールへの執着心を植え付けていく。

途中から「ボール保持側は2タッチ以内」にルールチェンジ。その後、攻撃側を1人増やし、「ボール保持側は3タッチ以内」にルールを変更していく。プレッシャーが速く、判断やボールコントロールに時間をかけられない中での技術の発揮を目指す。

シュートチャンスを逃さない為にゴールへの意識を高める

続いてのトレーニングは「3対3(ゲーム形式)」。両チームとも、どこからでもシュートを打って良いというルールで、コートの外にボールが出た際は、コーチの配球でプレー再開。1分程度実施したら、選手が入れ替わる。

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長谷川コーチは「目的はシュートの意識を高めること。シュートコースができたときに、チャンスを逃さないようにしよう」と話し、トレーニングに入っていった。

ここでは、プレーが途切れるたびに配球しながら「(ボール保持者に)寄せないとシュートを打たれちゃうよ」「プレッシャーがある中でも、シュートコースを作れるように」などのアドバイスを送っていく。

また、これまでのトレーニングを通じて指導してきた「目の前の相手を横にかわして、シュートに持ち込むこと」を強調。「相手がシュートコースを消してきたら、パスコースができるので、フリーの味方を使おう」と話し、まずシュートを狙うことで、パスの選択肢が生まれることを伝えていった。

「相手を横に外すことで、シュートコースができる。相手の股が開けば、そこを狙えるし、切り返して、反対側に持ち出すこともできるよ。味方にパスを出せば、ワンツーからのシュートも狙える。そこも意識してやってみよう」

目の前にゴールがある状況なので、選手たちは積極的にシュートを狙っていく。また、ボールがコートの外に出た際に、コーチがテンポよく配球することで、プレー強度を保つことができていた。このあたりの様子も、動画を見て参考にしてほしい。

これまで紹介してきた、長谷川コーチによる「試合での決定力を高めるシュートテクニックを磨く練習法」。プロとして活躍する中で身につけてきた、「試合で生きる技術」を惜しみなく披露してくれているので、ぜひとも動画を見て、ゴールを決める秘訣を感じてほしい。

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最後に長谷川コーチは「ストライカー育成」について、次のようなメッセージを送り、トレーニングを締めくくった。

「サッカーの醍醐味である『ゴールを決めること』は、簡単なようでとても難しいものです。そして、それを指導することはもっと難しいです。これまで『ストライカーは育成できない』と言われてきましたが、私は可能だと考えています。今回のトレーニングでは、ゴール前でどのようなことを考え、どう動き、どうシュートを打つのかなどを伝えるとともに、子どもたちが積極的にチャレンジしやすい環境を意識しました」

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さらに、こう続ける。

「子どもたちが『こうすればゴールを決められるんだ』『もっとシュートを打ちたい』『もっとゴールを決めたい』と、心から思うきっかけを、多く作っていただけると幸いです。

これからも共に、子どもたちのGOAL(夢)を応援していきましょう!」

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【講師】長谷川太郎/
柏レイソルユースから1998年にトップチームに昇格しJリーガーに。
その後、複数のJクラブを渡り歩き、1999年には柏レイソルでヤマザキナビスコカップ優勝、2005年に所属していたヴァンフォーレ甲府ではJ2日本人得点王を記録。そして、J1昇格へと導く。
2014年海外完全移籍、インドリーグ(1部)ムハンメダンSCに完全移籍し2014年6月限りで現役を引退。
2015年より一般社団法人TREを設立。【TRE2030 Striker Project】〜2030年 みんなで育てよう! W杯得点王〜というビジョンの元、ストライカー育成を行い、自社スクールだけでなく、多くのクラブへストライカーに必要な考え方やスキルを伝えている。2017年よりブリオベッカ浦安で日本初ストライカーコーチとして就任。

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