テクニック

2010年12月 6日

【第4回】森崎ツインズ(サンフレッチェ広島)のワンポイントサッカー講座 ドリブルキープ編

現在、サンフレッチェ広島で双子のプレーヤーとして活躍中の森崎浩司選手と森崎和幸選手。この森崎ツインズが小学生プレーヤーのためにサッカー上達のヒントを伝授するコーナー。第四回目は和幸選手が、ドリブルでのキープについて語ってくれます

■キープするドリブル

「これは僕が試合中によく試みているプレーの1つです。例えば、相手に押し込まれている状況で、流れを変えたい、落ち着かせたいと思ったとき、キープすることでチームメートに時間的な余裕を与えることができる。

また、キープしながら相手陣内に進めば、他の選手の攻撃参加を待つこともできるし、数的優位を作ることもできる。このキープするドリブルは、試合の様々な場面で使うことのできるすぐれ技。 ゲームの状況を読みながら有効に使えば、チームを助けることができます。僕がキープするドリブルで心がけているのは、相手がどこにいるのか、どこから来ているのか、しっかりと"状況を把握する"こと。その上で相手が"届かない場所"にボールを置く。

例えば、左から相手が来ていたとする。そのときは、相手から一番遠い、右側にボールを置く。そして身体で相手とボールを挟むようにしてブロックし、触らせないようする。後ろから来ていれば、自分の前にボールを置いて、やはり身体で相手を防ぐ。ポイントは"周囲の状況を確認すること"と"ボールを置く位置"。このドリブルができるようになるためにも第2回で話した"目線を上げたドリブル"の練習が必要なんです。

下を向いていたら周りを確認できず、相手から遠い位置にボールは置けない。それではキープすることはできないんです。サンフレッチェ広島の中でキープするドリブルがうまいのはナカジさん(中島浩司)。姿勢が良く常に目線は前を向いている。そしてボールタッチも細かいから、ドリブルで駆け上がることも、瞬時にパスを出すこともできる。 イリヤン(ストヤノフ)も突破、キープともにうまい選手。さらにイリヤンの場合は、キックフェイントによる切り返しもすごい。懐が深く、動きも大きいため、相手はそのキックフェイントに簡単に騙されてしまう。

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