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テクニック

【第3回】森崎ツインズ(サンフレッチェ広島)のワンポイントサッカー講座 ドリブル突破編

2010年12月 6日

キーワード:Jリーグサンフレッチェトレーニングドリブル森崎ツインズ練習

現在、サンフレッチェ広島で双子のプレーヤーとして活躍中の森崎浩司選手と森崎和幸選手。この森崎ツインズが小学生プレーヤーのためにサッカー上達のヒントを伝授するコーナー。第三回目は和幸選手が、ドリブル突破について語ってくれます。

■突破するためのドリブル

3-3-3-3.jpg 「僕が考えるドリブルは、大きく分けると2つあります。1つはゴールを決めるための"突破するドリブル"。もう1つは自陣や中盤から攻撃へつなげるための"キープするドリブル"です。

まずは突破するドリブルから。チームでは、ポジション的にあまりドリブル突破する機会は多くないですが、これは守る側にとって一番嫌なプレーでもあります。 ゴールへドリブルするとき、最も大切なのは、まず「迷いがないこと」。チャレンジ精神が突破を成功させるためには重要。パスという選択肢を持ちつつドリブルすると、結果的に中途半端なドリブルに終わってしまう。だから、ゴールを目指すときは、"行けるところまで行く"という強い気持ちを持ってドリブルしてほしい。

小学生のとき、監督からよく言われたのは、"頻繁にボールに触れ"というアドバイスでした。ようするに、ドリブル時のボールタッチ回数を増やせということ。 両足で細かく触りながらドリブルすれば、DFは右、左どっちに行くのか、またはパスを出すのかが読めず、奪いに出て来られない。このときフェイントを使うのであれば、ただ上体だけを振るのではなく、ボールも一緒に左右に揺さぶるのが有効。そうすることでDFも身体ごとついていかなければならず、どこかでバランスを崩すかもしれない。そのときが抜くチャンス。

バルセロナのメッシのドリブルがまさにそれ。メッシはまるでボールを"つつく"ようにドリブルしている。小刻みにボールをタッチすることで、相手に飛び込むスキを与えない。そうして奪いに来た瞬間、メッシは相手を抜き去っている。それもこれもボールを細かくタッチしているから可能なこと。 またメッシは、それを驚くべきスピードでやっているから成功率も高い。突破を仕掛けられたとき、守るのが最も難しいのは、スピードに乗ったドリブル。サンフレッチェ広島で言えば、マキ(槙野智章)の突破。 マキのドリブルは一気にスピードに乗り、フィジカルの強さも生かしてDFの間を強引にこじ開ける。それも迷いがなく、勢いに乗っているからこそ。例え止められても、繰り返されると相手は精神的にもダメージを負う。だから、失敗を恐れず何度もチャレンジしてほしい。ポイントは、強い気持ちとスピードです」

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