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こころ

親の声かけでこんなに変わる!子どものやる気を引き出すコーチング

2013年4月15日

キーワード:コーチングサポート

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新学期が始まり、子どもたちは意気揚々とサッカーに取り組んでいますか?元気に楽しくサッカーができている子が多いと思いますが、中にはちょっとやる気がなくなっている子がいるかもしれません。
わが子に「サッカーに行きたくない」と言われたら、どう答えますか?
 
 

■子どもの気持ちを聞いて、状況を受けとめる

自分が好きで始めたサッカーなのに「行きたくない」と言われたら、「何で行きたくないの?」と聞く親が多いと思います。「自分からやりたいと始めたのに」「大好きだったはずなのに」という思いからどうして?と理由が聞きたくなるのはとても自然なことです。けれど、「何で?」と聞かれると怒られている・責められていると子どもは感じてしまいます。
 
ですから、こんな時には「何で?」ではなく「何があったの?」と子どもの話を聞いてあげましょう。「お母さんは話を聞いてくれるんだ」と思うことで気持ちが落ち着いて、お友達とケンカをしてしまった、嫌なことを言われたなど、行きたくない理由を話してくれるはずです。
行きたくない理由がわかったら、その上でどうしたいのかをたずねます。
 
「本当は練習に行きたいけれど…」という気持ちなら「じゃあ、どうする?」とさらに気持ちを聞いてみます。「今日は気まずいから練習に行きたくない」ということであれば、休ませてあげるのもいいでしょう。
 
練習を休ませたくないという親の気持ちを強要せず、子どもの気持ちを尊重してあげることが何よりも大切です。
 
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■ダメなことはダメときちんと正す

試合中に「勝ちたい」という気持ちが大きすぎて、チームメイトや対戦相手の選手に暴言を吐いてしまう子を時々見かけます。もし、自分の子どもが暴言を吐いてしまったら…。「今日の試合中に○○君に××って言っていたのが聞こえたよ」、「○○君のお母さんからあなたが××って言っていたって聞いたよ」など、まずはあったことをそのまま伝えます。そして、「それってどう思う?」「○○君はどう感じたかな?」などと聞いて、暴言について考えさせましょう。「あなたが××って言うのを聞いてお母さんはとても悲しかった」と、親の気持ちを伝えるのもいいでしょう。
 
「何であんな事を言うの!」と頭ごなしに怒鳴るのは効果的ではありません。叱られたという事実は残っても、なぜ叱られたのかを理解ができなくなってしまいます。自分の行動を振り返り、何がどう悪かったのかをしっかりと認識させることが必要なのです。
 
 

■負けてしまった試合にこそ、次に繋がるヒントがある

プロ野球の日本ハムファイターズのコーチ陣は試合に負けてしまった時「次につながるいい試合だった」とミーティングを占めるそうです。
負けてしまった試合の時にこそ、選手・コーチたちで試合を振り返り、いいプレイを見つけ、ミスを防ぐ方法を考え、次はどうすれば勝てるのかを話し合うそうです。
 
「△△君のせいで負けてしまった」「☆☆君がゴールを決めてくれれば…」などと誰かを責めるのは絶対にダメ。日ハムのコーチのように、次の試合で全力を発揮できるような声かけをしたいですね。
 
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■親は子どもを信じることが大切

子どもへの声かけにNGなのは、「だからあなたはダメなのよ」「あなたは行動が遅いから」などの、「あなた」とマイナスな言葉の組み合わせ。人格が否定されたような気持ちになり、より一層傷ついてしまうので、感情的になって使ってしまわないように注意しましょう。マイナスな言葉でも「それを聞いて私は悲しい」と言われてしまうと、子どもは自分を省みるようになります。同じ伝えたいことでも「あなたメッセージ」より、相手への思いが詰まった「わたしメッセージ」のほうが効果的なのではないでしょうか。
 
サカイクを読んでくださっている家庭の子どもたちはきっと、毎日サッカーをがんばっていると思います。「練習に欠かさず行けているね」「今日もいいシュートが打てたね」「あなたはきっとプロ選手になれるよ」と声をかけてあげましょう。“自分のがんばりを親が認めてくれて、応援してくれている”それが、子どもの一番のモチベーションになります。
自分の可能性を親が信じてくれていると思うと、子どもはますますがんばれるのです。
 
サッカーや学校生活でやる気が出るような声かけで、子どもをサポートしていきましょう。
 
●取材協力:株式会社ゆめかな 石川尚子
 
1
取材・文/kilohana 前田陽子 写真/新井賢一(ダノンネーションズカップ2013より)

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