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考える力

野球、バスケ、バレー。すべてのスポーツから学ぶサッカー上達法

2011年8月 4日

キーワード:コミュニケーションコーディネーショントレーニング練習

■サッカーと他のスポーツとの共通点

元WBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助選手のコンディショニングコーチをしている小澤英明さん。 「実は、内藤選手はハンドボール出身です。彼の繰り出すパンチは、ハンドボールの投げるときの動作を応用したものもあるんですよ」と教えてくれました。一見何の共通点もないようにみえる競技がボクシングに役立ったわけです。サッカーにも他のスポーツとの共通点はあるのでしょうか?

■ハンドボール、バスケットボールをすると、まわりが見えてくる

サッカーも、初心者のうちは足元がおぼつかないので、ボールコントロールにばかり気をとられてしまいます。ハンドボールやバスケットボールなどの手を使う競技は、足元へのプレッシャーから解放されるので、おすすめです。自然と顔もあがり、周囲の状況を判断することができるようになります。フットサルに近い競技ですので、パスワークやフィールドでの動き方などの参考にもなるでしょう。

■ラグビーから、相手との間合いや駆け引きを覚える

タックルのイメージが強いラグビーですが、実は、ただ体力勝負でドンドンと前に突っ込むだけの競技ではありません。相手との距離感や、間合いを考えながら抜いていくためには、サッカーにも共通するようなステップワークが要求されます。また、パスを出すのか、走るのかなどの相手との駆け引きも勉強になると思います。

■バレーボールで、事前に考えるクセをつける

バレーボールは、ボールを手に持つことが許されない競技なので、ボールがくる前に状況を判断して、次の行動を決めておかなければなりません。アタッカーは敵のいないスペースを見つけ、セッターはトスをあげる場所を確認する。レシーブにしても、セッターの位置が把握できていなければ返すことができません。サッカーでも、ボールがきてから「どうしよう?」と考えるのでは間に合いません。慌てたプレーをしないためにも、考えておくクセはつけておきたいところです。

■「なぜ、他のスポーツをするのか」を子どもたちに考えさせる

サッカー以外の種目を取り入れるときは、その効果を子どもたちも知っておいたほうがよいでしょう。バスケットをやるのなら、「サッカーでどんなふうに活かせるのかを考えながらやってみよう!」と、ひとつ課題を与えて考えさせます。

そのときに、コーチは先回りして解答するのではなく、ヒントを与えるだけに留めます。子どもたちに考えさせることが重要です。与えすぎは"過保護"ですので、思考力が育ちません。逆に与えなさすぎるのは"放任"です。子どもに対して「自分で考えろ!」など、無責任な指導でしかありません。

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