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【第1回】「"子どもに考えさせる"コミュニケーション術」 -柏レイソル 吉田達磨さんに聞く

2010年12月 6日

キーワード:Jリーグコミュニケーションコーチングレイソル

柏レイソルU-18の監督として、数々の優秀な選手をトップに送り込んできた吉田達磨さん。現在は育成を統括するアカデミーダイレクターの立場から、下部組織全体の底上げを図っています。現場での経験が豊富な吉田さんに「コーチ、親が知っておきたい子どもとのコミュニケーション」について、話を聞きました。

Q:吉田さんは選手とコーチのコミュニケーションの重要性について、どのように考えていますか?

「選手がパフォーマンスを発揮しやすくなる意味でも、コーチと選手がコミュニケーションをとることは、すごく大事なことだと考えています。選手が心を開いた状態だと、コーチの言うことも受け入れやすいですよね。僕自身、いまはチームを担当していないのですが、直接、選手と話をすることもありますし、各カテゴリーのコーチを通じて『あの選手の調子はどう?』や、『最近どんな話をしている?』と聞くこともあります」

Q:選手とコミュニケーションをとるときに、気をつけていることはありますか?

「チームを担当するときは、全員に声をかけるように心がけています。『おう、〇〇』と名前を呼んであげるのも大事ですし、髪を切ったとか、スパイクが新しくなったとか、なんでもいいので、選手たちが『自分のことを見てくれているんだな』と感じられるように接することですね。あとは、遠慮せずにぐいぐい入っていくことですかね(笑)」

Q:U12の年代は、練習に対する気持ちに波があるケースが見受けられます。そのときはどうコミュニケーションをとればいいのでしょうか?

「サッカーに対して気持ちがのっていないときは、サッカー以外のところに原因があることが多いんです。行きのバスでチームメイトに嫌なことを言われたとか、家で怒られるようなことをして、親に『サッカーに行かなくていい』と言われたとか。ですから、元気がない選手に対して『そこは違うだろ』とか『こうしたほうがいい』などは言わずに、元気が出るコーチングをするといいと思います。『もっとこうしたら?』『もっとできると思うよ』といったように、ポジティブな声かけをすることですね」

Q:選手の気持ちのムラをなくすために、親やコーチはどう接すればいいと思いますか?

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