1. サカイク
  2. コラム
  3. テクニック
  4. 【第2回】意外と知らない「無回転シュート」- キックの種類編

テクニック

【第2回】意外と知らない「無回転シュート」- キックの種類編

2010年12月 6日

キーワード:シュート

パート1では、無回転シュートが生まれる理論について触れましたが、今度は、無回転のボールがどのような変化をしていくかを探ります。前回に引き続き、筑波大学の浅井武先生に話を聞きました。

むかい2.jpg「ボールが無回転なら必ずブレて落ちていく、と思われていますが、それは間違いです。ロナウド、本田、ブラジルのジュニーニョらは無回転の名手が何人かいますが、彼らのキックはそれぞれ異なる種類のものです。だから正確には、無回転イコール"ブレ球"ではありません」

大きく分けると無回転シュートには2つの種類があるそう。浅井先生は、この無回転シュートの種類について現在、研究を続け、データ収集に取り組んでいます。

「例えばクリスティアーノ・ロナウドは無回転シュートを2つ以上蹴りわけています。ひとつはブレながら落ちていくボール。そしてもうひとつはストレートにまっすぐのびていくボール。僕は今、その点に注目して研究を続けているんです。ボールの中心を強く蹴れば無回転シュートは生まれる。でも、同じように見える無回転シュートにも落ちるボールとそうでないボールがある。これらはどのような違いによって差異が生まれているのかということが、いまだよく分かっていません。

そのヒントは、中心を蹴っているようでも微妙な差があるかもしれないということ。そして、名手はその微妙な差を明らかに蹴り分けているだろうということです。

例えば、無回転シュートの種類は細かく例を挙げると意外にたくさんあります。ロナウドは少し落ちるボールと伸びのあるストレートボール。本田は遠距離から強いボール。元ブラジル代表のジュニーニョは流れのなかから蹴るボール。そして、無回転シュートの先駆けとも言える三浦淳宏選手は同じブレ球でもいくつか異なるパターンのキックを蹴れる。彼らは皆、これらを狙って蹴っているんです」

実は様々な種類があった無回転シュート。しかも名手たちはこれらを蹴り分けているというか驚くべき技術です。こうしたキックは子どもたちには実現不可能なのでしょうか?

1  2

関連する連載記事

関連記事一覧へ

関連記事

関連記事一覧へ

テクニックコンテンツ一覧へ(165件)

コメント

  1. サカイク
  2. コラム
  3. テクニック
  4. 【第2回】意外と知らない「無回転シュート」- キックの種類編

Pickup

サッカースクール検索サイト ケリなび

週間記事ランキング

  1. レベルがバラバラの子どもたちの練習をどうすればいいか? [池上正コーチングゼミ]
    2017年3月22日
  2. 負けん気が強いあまり暴言や暴力に及ぶ息子の問題
    2017年3月22日
  3. 子どもが壁を乗り越える力を発揮するために親はどうあればいいのか
    2017年3月21日
  4. あなたの言動で変わる!いまどきの子どもの「やる気」の引き出しかた
    2017年3月24日
  5. 元Jリーガー監督が語る「どこでも通用するのは"ボールを奪える選手"と"ボールを失わない選手"」
    2017年3月16日
  6. 今年の卒団式どうする!?いろんなチームの実例を集めてみました!
    2012年2月14日
  7. 【PR】1対1が強くなる!と話題の「サッカー検定」をやってみた!(後編:検定の部)
    2017年3月21日
  8. 結成7年で強豪チームに。甲府U-12が取り組む「試合に生きるトレーニング」とは?
    2017年2月 1日
  9. 1対1に自信がつく! ディフェンスで大事な3つの姿勢
    2012年4月27日
  10. 「まさか!」グラウンドで子どもが命を落とすことがないように ~大人が知っておくべきこと1~
    2017年3月17日

一覧へ