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サッカー豆知識

【第6回】「知ってます?世界のサッカー常識」- イエローカードって万国共通じゃないの?

2010年12月14日

キーワード:イタリアイングランドスペイン海外サッカー

■各国リーグで微妙に異なる「イエローカード」の常識

このコーナーでは毎回、知っていそうでいなかった世界のサッカー事情について、ランダムにとりあげます。世界各国で様々に楽しまれているサッカーというスポーツの奥深さを感じるような話題、子どもとの会話のネタになるような話題を数多くセレクトして紹介します。

危険なプレーや紳士的でないプレーに出されるイエローカード。ご存知の通り、このカードを1試合に2枚提示された選手はその試合中に即時、退場となります。でも今日の試合で1枚、そして次の試合で1枚と、どんどんたまっていったらどうなるのでしょう。いわゆる「イエローカードの累積ルール」は、実は各国リーグにおいて、また、大会によって微妙に異なっているのです。

例えば、イングランドのプレミアリーグでは、イエローカードが5枚累積すると、次の1試合が出場停止に。さらに、10枚累積となるとその次の試合が出場停止となるルール。一方、イタリアのセリエAでは、4枚で次の1試合が出場停止。その後は3枚で1試合出場停止、さらに2枚で1試合出場停止と、イエローがたまればたまるほど、出場停止になる間隔が短くなっていくルールです。

対して、スペインのリーガ・エスパニョーラではイエローの5枚累積で次の1試合が出場停止、ドイツのブンデスリーガでは3枚たまると次の1試合が出場停止と、枚数やカードの累積換算方法にも各国で微妙な差異が見られるのです。つまり、TVで試合を見ていて、イエローカードを出された選手が次の試合に出られるか否かを判断するのは、相当の知識と累積のデータがないとまず無理ということになります。

各国間でこのようにイエローカードの累積ルールが異なるのには、明確な理由がありません。ただ、あまりに出場停止選手が増えすぎると試合がつまらなくなり商業的にも難しくなるという要因と、逆に、イエローをいくらもらっても出場停止にならないようでは危険なプレーが横行するという要因を、各国リーグは常に注視しています。

試合の流れや、プレーの傾向などをかんがみて、各国リーグは毎年、ルールを微妙に調整しながら、それぞれが公平で盛り上がる仕組みを検討しているのです。イエローカードにまつわるルールだけでなく、ベンチ入りの人数制限や、ピッチの広さに関する規定なども各国ごとにマチマチ。こうしたルールの違い、変化に目を向けて世界のサッカーを観るのも面白いものです。

※上記のルールは2010年12月現在のものです

 
 
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