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蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~

2017年1月30日

コーチが2軍ほったらかしの実態を動画で告発したい問題 いきなりの動画告発は逆効果の可能性も

■あくまで「お願い」のスタンスで他のコーチに声をかけてみる

まずは、5、6人いらっしゃるコーチのなかで立ち話ができる方がいるなら、こんなふうに声をかけてはいかがでしょうか。
 
「○○コーチ、2軍も見てあげてくださいよ~。子どもたち、コーチと一緒にサッカーしたいんだと思うんですよ。もしケガした場合も大変ですし」
 
それで、そのコーチが他の人たちに伝えて、変わるならそれでよいと思います。それでも状況が変わらないのであれば、「トップチームになると、かなり熱く指導して」いるというメインのコーチにお話します。
 
「2軍チームの練習をコーチが誰も見ていない時間帯が多く見られるので、安全確保のためにもきちんとみてもらえないだろうか。また、子どもたちも自分のプレーをコーチに見てもらって、ほめてもらったり、アドバイスをもらうことでより成長できると思う」
 
そんな言い方です。
 
つまり、あくまで「お願い」です。「放置している」という表現になってしまうとコーチが主語になりますし、多少主観的なものになります。よって、それは避けたほうが良いかと思います。「教えていない」とか「ほったらしている」ではなく、親御さんが実際に見たことを事実として淡々と伝えてください。
 
次に、そのコーチがコーチ同士の事実確認もせずに「そんなことはない」と取り合ってくれなかったとしたら、そこで代表の方に相談してはいかがでしょうか。その際も「安全確保」を第一にお願いするかたちが良いかと思います。
 
「トップばかり熱心」というのも主観です。もしかしたら事実かもしれませんが「抗議」になってしまいます。
 
「お金を出しているのに、どうしてそんなにへりくだった物の言い方をしなければならないのだ」と感じるかもしれません。ですが、保護者として、指導者をリスペクトするという態度がどんなときも必要かと思います。それに、相手が抗議と受け取れば、ケンカになるのは必至です。
 
話をして、もし彼らをリスペクトできないと強く感じるなら、お子さんと話し合ってクラブを替わったほうがよいかもしれません。親がリスペクトできないコーチにわが子を預けるのは苦しいものです。
 
それでも、お子さんが「このクラブでプレーしたい。ここでサッカーをするのが楽しい」と言えば、そこをサポートしてあげたいですね。より丁寧に当該コーチ、代表の方と話し合ってもらってはいかがでしょうか。

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文:島沢優子

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