どうしてイニエスタはいつもフリーなの? 「相手のマークを外す」ための5つのポイント

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イニエスタが行っている「相手のマークを外す動き」とは?

子どものサッカーの試合を見ていると、上手な子はいつもフリー(相手のマークが付いていない状況)でボールを受けていることに気付きませんか? 逆にいつもボールを奪われてしまう子は、相手のマークが自分に付いたママの状態でボールを受けてしまっています。

ヴィッセル神戸に所属するイニエスタ選手やサッカーが上手な選手に共通するのがボールを受ける前に相手のマークを外していることです。これを「マークを外す動き」と言います。

では、具体的にどのようにプレーしたらいいのでしょう?

そこで、スペイン・バルセロナを中心に世界20か国で活動する指導者集団『エコノメソッド(旧サッカーサービス)』のコーチに「マークを外す動き」のポイントを解説してもらった記事をご紹介します。ぜひ親子で参考にしてみてください!

マークを外すために2歩以上のステップで予備動作を行う!


マークとは、守備側の選手がボールを持っていない相手の攻撃選手をコントロールする技術のこと。当然、攻撃の選手はゴールに近づくほどマークが厳しくなり、自由にプレーできません。だから、マークを外し、有利な状況を作り続けることが求められます。

では、マークを外す動きとは、具体的にどんなことでしょうか。

『エコノメソッド(旧サッカーサービス)』のポール・デウロンデルコーチはこう答えています。「ボールを持たない攻撃の選手が相手DFから離れてフリーになること。もしくは、次のプレーを容易に行える有利な状態でボールを受ける技術」要するに、マークする敵から逃れてフリーになるための駆け引きをする動きのことです。

足もとか?相手の裏のスペースか?マークを外す2種類の動き


マークを外す動きの目標はゴールを奪うためであり、自分たちが有利な状況を保つために行うものです。だから、ペナルティエリアに近づけばゴールを狙うためのものでしょうし、センターライン付近ではボールを保持しながらうまくボールを前に運ぶことが目標になるでしょう。

「マークを外す動き」もその時々の状況により動き方が変わります。では、マークを外す動きには一体どういったものがあるのでしょうか?

ゴールを奪うために!シュートを打てる"スペースをつかう"


マークを外す動きを、もっとも有効活用すべきエリアはどこでしょうか? それはゴールに近いエリアです。なぜなら、サッカーはゴールを奪い合うスポーツであり、マークを外す動きを活用するのもゴールをとるという目的のため。

しかし、相手はそれを許さないためにゴールに近づくほど相手のマークは厳しくなります。では、ゴールを奪うために相手の厳しいマークにあいながらもシュートに持ち込むためには、どのような動きが効果的なのでしょう? 

しつこいマークを外せないときに役立つ●●の使い方


ゴール前では、相手のマークはより厳しくなり、相手DFは密着した状態になります。その中で攻撃側がボールを引き出し、受けることは簡単なことではありません。

相手DFも攻撃側の動きを予測して動き、インターセプト、もしくはパスそのものを出させないように様々な仕掛けを試みます。受け手は相手DFよりも先にボールに触れなければ攻撃の可能性を広げることはできないし、シュートを打つこともできません。

そんなとき、相手DFよりも先にボールに触れるためにはどんなテクニックを駆使すればよいでしょう?

小学生から学べる!レアル・マドリ―の守備を破壊したバルサの "マークを外す動き"


ネイマール(パリ・サンジェルマン)やルイス・スアレス(バルセロナ)、Jリーグで活躍するイニエスタ(ヴィッセル神戸)など世界を代表する選手はピッチ上で常に「マークを外す動き」を行っています。子どもたちは、選手がボールを持ったときの動きに注目しがちですが、ボールを受ける前の動きにも注目してみましょう。

今回このまとめ記事でご紹介した動きを必ず行っているはずです。