自主練にも役立つ! 知っておきたいU-12世代のフィジカルトレーニングメニュー

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筋トレは何歳から? 保護者が知っておきたい子どもたちの成長段階に適したトレーニングメニュー

サッカーがもっと上手になりたいと自主練を重ねようと思っている親御さん、お子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

もっとキックが上達するように、もっとスピードアップしたい、当たり負けしないように...... 様々な理由で「もっと」と思うこともあるでしょう。

成長期にある子どもたちの成長タイミングに合せてスポーツ指導をすると、効果的な強化が行えるのです。

子どもたちの成長段階に合わせた「サッカーに使える筋肉」を鍛えましょう。

筋トレは何歳から? 日本と海外の子どもの発育、環境に違いはあるの?


フットサル選手としてスペインで過ごした経験を持つ皆本晃選手(府中アスレティックFC)と、高校卒業後にアルゼンチンやブラジルにサッカー留学していた元フットサル日本代表候補の片山賢仁さん(元シュライカー大阪)に海外と日本の子どもの違いを聞きました。
海外と日本の子どもの身体能力・運動能力に違いはあるのでしょうか。
海外の子どもたちが身体の使い方を身につけるために筋トレを始める年齢とは......

子どもに間違ったトレーニングをさせていませんか?U12世代のフィジカルトレーニング


もっと速く走れるように。もっとキック力がつくように。もっと当たり負けしないように。親御さんの「もっと」という気持ち、よくわかります。
負けて悔し涙を流すこどもの姿を見れば「もっと」鍛えてやりたくなるでしょう。しかし、筋肉や体幹といったフィジカルトレーニングは、やり方を間違えると効果がないばかりかケガをさせてしまうこともあります。
そこで、日本陸上競技連盟育成・普及委員、そして日本サッカー協会フィジカルプロジェクト委員でもある立教大学の沼澤秀雄教授に、U12世代のフィジカルトレーニングについてうかがってみました。

しなやかな「サッカーで使える筋肉」作り 元Jリーガー遠藤彰弘さんが教えるトレーニング


キック力をつけるために、足が速くなるために...、みなさんはさまざまな目的を持って筋力トレーニングに励んでいると思います。
しかし、特に成長中の子どもに対する筋力トレーニングには注意が必要です。
筋トレはどのようなコンセプトで行えばいいのか。元サッカー選手の遠藤彰弘さん(日本代表の遠藤保仁選手のお兄さん)から、体作りのトレーニングメニューを教えてもらいました。

自主練にも役立つ!子どもたちの成長段階に適したトレーニングとは


子どもたちの発育、発達もそれぞれタイミングがあります。来たるべき成長タイミングをサポートするために保護者の方に必要な知識について考えてみましょう。
年齢によって成長する部分が違うので、成長タイミングに合せてスポーツ指導をすると、効果的な強化が行えるのです。
身長や粘り強さは10代前半、力強さは10代後半に伸びてきます。

スピードを上げるためのトレーニングのバランスと身体の使い方


スピードをアップしたい! と考えている選手によく聞かれることが、「筋肉をつけると重くならないですか?」という質問です。結論から言うと、それは、トレーニングの方法次第です。速筋繊維に働きかけるトレーニングをすると、スピードは上がります。
速筋繊維とは、「速く動く」筋肉なので、それを太くすることは、スピードをアップさせるという理にかなっています。
速筋繊維を太くするためにはウエイト・トレーニングが有効ですが、いらない筋肉がついて重くなると実際の動きに繋がらない筋肉は重りをつけているようなものなのでスピードは落ちてしまうのです。