考える力

2018年7月20日

大人が環境をつくれば子どもは変わる! 大人の求める答えを探す子にならないために気を付けるべきポイント

■大人が環境を作れば子供は変わる

― 大人の求める答えを探すのではなく、自分の意見を言えるように ―

(写真はサカイクキャンプ)

さらに、こう続けます。

「日本に帰ってきて、子ども達の方から、積極的に発言が出るシチュエーションを作りたいと思いました 日本の子どもに『なぜ今そこに動いたの?』と聞くと、もじもじしてなかなか答えない。あるいは『コーチが求めている正解はなんだろう?』答えを探します。そこをまず変えて、自分の意見を言うようにしたかったんです」

西村さんは「大人が環境を作れば、子どもは変わる」と言います。サッカーを指導するコーチだけでなく、家庭で長時間共に過ごす保護者が接し方を変えていけば、子ども達の様子も、徐々に変わっていくのではないでしょうか。

技術、戦術だけでなく、指導すべきことはたくさんある。それらを改めて考えさせられる、西村さんのメッセージでした。

西村岳生(にしむら・たけお)
一般社団法人Traum Akademie代表理事・「ドイツサッカースクール」代表
長野県松本市出身。松商学園高から中京大学卒業後、ドイツへ渡りケルンスポーツ大学で学びながら現地でもプレー。1998年以降ドイツ(1860ミュンヘン)、日本(湘南ベルマーレ・AC長野パルセイロ)両国のプロクラブで子どもたちのコーチを経験し、2013年に代表として「ドイツサッカースクール」を立ち上げた。現在はJリーグ中継の解説、講演なども行なっている。資格はドイツサッカー協会公認指導者A級ライセンス(UEFAヨーロッパサッカー連盟公認)取得、日本サッカー協会指導者B級ライセンス、コーピングインスティテュート認定コーピングコーチ、中高体育教員免許。

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