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考える力

2014年8月 6日

ブラジルサッカーの原点。親から子へ伝わるサッカーへの愛情

キーワード:サッカーブラジルポルトガルワールドカップ姿勢観戦

 

■子どもが目指すべき選手とは

ブラジルでは、男女で程度の差こそあれ、家族みんながサッカーに興味を持っています。そんな中で、子どもたちはサッカーに触れ、大人がどんなプレーに対して賛辞を送り、どんなプレーに対して厳しい視線を浴びせるのかを感じ取ります。ブラジル人の子どもたちの間で、クリスティアーノ・ロナウドの人気が低い理由が、わかったような気がしました。
 
もちろん怪我の影響もあったとは思いますが、仲間に対して全身で不満を表し、奪われたボールを追いかけようという素振りのないクリスティアーノ・ロナウド。そんな彼を目指したいと自分の子どもが言ったら、みなさんはどんな風に思いますか?
 
局面でスーパープレーをすればそれでいいという見方もあります。ですが、圧倒的大多数の子どもたちは、クリスティアーノ・ロナウドのようなスーパープレーはできるようになりません。彼を“子どもたちの憧れ”とするには、どうしても違和感が拭えないのは私だけでしょうか。そんなことをスタジアムに駆けつけていたサッカーを愛するブラジル人たちから教わりました。
 
人はサッカーだけをしていればいいわけではありません。大多数の子どもは普通に社会に出て生活していきます。子どもたちが目指すべき選手というのも、一考の余地があるような気がしてなりません。ワールドカップを現地で観戦して、そんなことを思いました。
 
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取材・文/遠藤由次郎 Photo by paulisson miura

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