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数的優位の状況を突破してチャンスを作るコツとは?様々な指導者の「2対1」のトレーニング動画まとめ

公開:2022年4月20日

「サッカー指導者のためのオンラインセミナー『COACH UNITED ACADEMY』」では、様々なテーマに基づいたトレーニング動画を公開中だ。その中から、数的優位の状況で確実に突破し、チャンスを作るための「2対1」のトレーニングをまとめた。

数的優位を活かしてチャンスを作り、シュートに持ち込むにはどうすればいいのだろうか? 7分程度の動画に、2対1を攻略するためのエッセンスが詰まっているので、これを見て日々のトレーニング、指導に活用してほしい。(文・鈴木智之)

(※COACH UNITEDからの転載記事になります)

この内容を動画で詳しく見る

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縦に突破できる位置にボールを止めてスピードに乗ることを意識する

1つ目の動画は、福岡県福岡市を拠点に活動するカメリアFC。同クラブは、過去に井手口陽介(セルティック)や藤本一輝(大分トリニータ)が在籍しており、ボール保持を重視し、技術を高めるトレーニングを行っている。

U-12の監督を務める飯田孝輔氏は、2対1のトレーニングを通じて「攻撃に時間をかけず、スピードに乗ること」を徹底。数的優位を活かし、素早くフィニッシュに持ち込むことを重点的にトレーニングしていった。

動画では攻撃の選手に対し、「縦に突破したいので、そのためのボールの置所を意識してほしい」と話し、「中にも縦にもドリブルで行けるボールの持ち方をしよう」とデモンストレーションを実施。

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「相手に、パスなのか、ドリブルなのか悩ませよう」「ボールはどこに置く?」と声をかけながら、どのようにして局面を打開していけばいいか、ヒントを与えていった。

▼このトレーニングの記事はこちら▼
攻撃の組み立てに必要なドリブル突破とボールの置所の習得/狭い局面を打開するオフェンストレーニング

フットサルの戦術を使った縦のスペースに味方を走らせる突破方法

2つ目の動画は元フットサル日本代表、稲葉洸太郎氏による「攻撃の再現性を高めるトレーニング」。稲葉氏が2対1のトレーニングで強調したのが、ワンツーで相手をかわすときのやり方だ。

「ワンツーをするときは、守備側の選手を引きつけてからやってみよう。パスを受ける選手は、守備側が足を伸ばしてもギリギリ届かない位置にポジションをとろう」と、実演を交えて指導していく。

さらには、サイドラインに対して平行に縦パスを送り、縦のスペースに味方を走らせて、守備を突破する「パラレラ」の動きもレクチャー。

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最初はワンツーを狙うが、守備側がパスコースを切ってきたら、縦にパスを出してパラレラをする。稲葉氏がプレーのアイデアを教えることで、子どもたちの動きが良くなっていった。

このほか、COACH UNITED ACADEMYの稲葉氏の動画は「2対1からのシュート」など、少人数で相手を崩すためのトレーニングが収録されている。ジュニア年代において、フットサルのトレーニングは非常に有効だ。ぜひ前後編の動画を見て、元日本代表選手の考え方やアイデア、指導内容を感じてほしい。

▼このトレーニングの記事はこちら▼
味方と連動して攻める際のポジショニングの身に付け方/ジュニア年代から攻撃の再現性を習得する練習方法

ボールを持っていない選手は守備側のポジショニングを常に確認する

「2対1まとめ動画」。最後は2019年のバーモントカップ(全日本U-12フットサル選手権大会)で、malva千葉とmalva茨城が揃って3位になる快挙を成し遂げたmalvaサッカースクール。

個の突破力を育成するポリシーを貫いており、上田綺世(鹿島アントラーズ)、大津祐樹(ジュビロ磐田)、古賀太陽(柏レイソル)、田口元気(Fリーグ・フウガドールすみだ)など、日本代表クラスの選手を多数輩出するスクールだ。

塩澤昴コーチは、バルドラール浦安などでプレーした元Fリーガーで、デモンストレーションが秀逸だ。「2対1」のトレーニングでは、「守備の選手の立ち方と距離を観て、攻撃の選手はどうすればいいかを考えよう。ボールの持ち方、体の向きを変えると状況が変わるよ」とアドバイス。

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そのようにして局面を変えると同時に、「ボールを持っていない選手はDFの位置を観て、どこにポジションをとるか考える」「ボールも見るけど、DFの位置を常に確認してポジションを変えよう。それが2人でできれば、プレスを回避できる」と話し、プレーを実演していく。

塩澤コーチはわかりやすい言葉と動作で「相手と駆け引きする方法」をレクチャーしているので、知りたい方はぜひ動画で確認してほしい。

▼このトレーニングの記事はこちら▼
観えなかったものが観えてくる「1対1」で勝つ為に必要な考え方とボールの受け方

COACH UNITED ACADEMYでは、毎月8本の動画を配信中。多数の動画の中に、トレーニングのアイデアや選手たちを向上させるためのヒントが詰まっている。

新たな情報を知りたい、トレーニングの刺激を得たい、もっとサッカーがうまくなりたいなど、指導者や選手のニーズに応えるラインナップが揃っているので、動画を見て参考にし、指導やプレーのレベルアップに役立てていただければと思う。

この内容を動画で詳しく見る

【講師】飯田孝輔/
1996年10月31日生まれ。福岡県北九州市出身。 小倉南FCジュニア U-12~小倉南FC U-15~豊国学園サッカー部でプレー。 2015年よりカメリアFCで指導者として活動を始め、2018年に「九州ジュニアU-11福岡県大会」でチームの優勝に貢献し、2020年よりU-12の監督に就任。 また、2019年よりチームでの活動に加え、サッカーで必要な技術である「止める」「蹴る」「運ぶ」をどう「判断」出来るかという点に特化した指導を行う「alimento escola(アリメントスクール)」を開校し、選手時代の経験と指導者としての経験を踏まえた指導を行っている。

【講師】稲葉洸太郎/
1982年、東京都生まれ。フットサル、Fリーガーとしてバルドラール浦安やフウガドールすみだでプレーし、2018年からFリーグ2部のY.S.C.C.横浜に所属。2004年-2016年日本代表・2008年、2012年にはフットサルワールドカップに出場し、通算最多得点記録を保持。フットサルプレイヤーとして活動する傍ら、サッカーの東京ユナイテッドの下部組織やフットサルスクールなどで指導者としても活動している。

【講師】塩澤昴/
江南南サッカー少年団、東京ヴェルディJrユース、東京ヴェルディユース、青山学院大学体育会サッカー部(主将)を経て、Fリーグのバルドラール浦安、ステラミーゴいわて花巻、府中アスレティックでプレー。現在はmalva mito fc(関東フットサルリーグ) malva SC(千葉県サッカーリーグ)、で選手としてプレーしながら、malvaサッカースクールのコーチを務めている。malvaの育成メソッド内の1つである、「子供の可能性と才能に出会えることに感謝し、子供達から学ぶことを大切する」ことをモットーにしながら日々子供達の指導に努めている。

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