テクニック

2011年5月16日

ボールをしっかりキャッチしよう! ゴールキーピングあそび【前編】

「チームにGKコーチがいない」「GKはどのような練習をしたらいいか、わからない」。ジュニア年代の指導現場では、このような声をよく耳にします。そこで今回は、GKコーチの望月康宏氏に「親子でできる、ボールをしっかりキャッチする練習メニュー」を教えてもらいました。このトレーニングを通じて、GKの基本でもあるボールキャッチを身につけましょう。

■チャレンジ01 置いたボールを正確にキャッチ

<方法>
  1. 選手2人が向い合って立ち、斜め前方の中間地点にボールを置く
  2. コーチの「右」や「左」の声に従い、GK2人がスタートして、「右」の場合は右側のボール、「左」の場合は左側のボールをキャッチする


<解説>

まずは地面にあるボールを正しくつかむことから始めましょう。キャッチをするときのポイントは、「斜め前に跳ぶこと」です。飛行機が滑走路へ着陸するときのような跳び方をイメージしましょう。ボールをつかむときは、手をしっかりと伸ばすこと。ボールに対して最短距離で行けるように、足のつま先をボールへ向けて跳び込みましょう。ボールをつかんだあとは、腕→肩→体の側面、腰、足と順番に地面に着けていきます。そうすることで体を痛めることなく、倒れることができます。何度も繰り返して、スムーズに動けるよう体でおぼえましょう。

■チャレンジ02 宙にあるボールを正確にキャッチ

<方法>
  1. 大人(コーチ)が顔より少し高い位置に、手を伸ばしてボールを持つ
  2. 大人(コーチ)が手を離した瞬間にGKがボールをキャッチ
  3. 体を痛めないように、ボールと足の側面を同時に地面に着ける

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