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テクニック

意外と知らない「無回転シュート」のその原理とは?!- 理論編

2010年12月 6日

キーワード:シュート

本田圭佑選手をはじめ、世界中のトッププレーヤーが魅せる魔法の技「無回転シュート」。無回転シュートについて長年研究を続け、世界的な権威でもある筑波大学教授の浅井武先生に話を聞いてみました。無回転シュートがどのような原理で生まれているのか、理論を知り実践に活かしましょう。

■無回転シュートを蹴るためには

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無回転シュートを生むのに最も大切なのは、インパクトの瞬間どれだけ足を振るスピードが出ているか。そしてもうひとつはボールをインパクトする部分の硬さです。つまり足の硬い部分で上手に蹴れているかが重要です。

この2つが充実した上で、ボールの中心を正確にインパクト出来れば理論上、無回転シュートが生まれる確率が高くなります。難しいのは本当に真芯でボールをとらえないとボールはどちらかに曲がってしまうこと。直径1cmくらいの芯を正確にインパクトすることが必要です」

■真芯を蹴ること

ボールの真芯をインパクトするとボールは回転せず、回転しなければしないほど、ボールが飛ぶ後方には空気の乱れ(乱流)が起こり、その渦がボールを押すという原理です。

「しかもボールスピードが早ければ早いほど渦の力は強くなり、ボールは無回転となって不規則な変化をしやすい。練習としては、とにかく強く早いキックをボールの芯に当てるという反復しかないでしょう。コツとしては、足を直線的に振るのではなく、斜めに振り出すということ。遠心力の作用を最大限利用してパワーを大きくすることが重要です」

こうした要素が満たされてはじめて無回転シュートは生まれます。その特徴はゴールキーパーが読めない軌道を描いてボールが飛んでいくこと。いわゆる「ブレ球」と呼ばれるものです。

ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手や、本田圭佑選手はひたすら正確で強いキックを練習しこうした技を会得していったのです。ただし、ここ1~2年で無回転シュートが増えてきたのには、あるもうひとつの要素が与える影響も大きかったようです。

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