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サッカー豆知識

2018年12月 3日

ピステ、ジャージ、ドリルトップ... 寒い時期のトレーニングウェアは何を買えばいい?【防寒対策】

キーワード:ジャージトレーニングウェアドリルトップピステベンチコート冬支度防寒対策

めっきり寒くなってきましたが、寒さ対策はお済ですか? 今年からサッカーを始めた小学生の親御さんは、「冬場のトレーニングウェアや防寒アイテム、何を買えばいいの?」と迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、これから購入する方々が「これさえ押さえれば安心」というアイテムをご紹介します。 地域の気温差もあるので、ご自分の居住地でお子さんに必要になりそうなものを選んで、冬も楽しくサッカーをさせてあげましょう。

お話を伺ったのは、埼玉県でサッカー、野球をはじめ各種スポーツ用品を販売する実店舗を展開する「フタバスポーツ」さんのサッカー、フットサル専門店「Futaba SOCCER WORLD」さん。

少し前までは、移動はジャージ、練習にはピステでしたが......。サッカーウエアにも変化がありました。そもそもピステって何? と言う方にもわかりやすく説明します。
(取材・文:前田陽子)

ピステ1.jpg

■そもそもピステって何?

ピステとは寒い時期のトレーニングウェアの一種で、雨風をしのぐウィンドブレーカーのようなものです。シャカシャカした撥水加工に優れた素材でできています。

ウィンドブレーカーには前面にファスナーがついていることが多いですが、ピステにはついていませんし、基本的に上着にポケットはありません。

頭からスッポリかぶって着用します。着脱が面倒な子はずっと着ていられるのでお勧めです。

ピステには夏用もありますが、冬用は裏起毛など体を保温する工夫が施されています。パンツもあるので上下で揃えると良いでしょう。

ちなみにサッカーでは「ピステ」という呼び名が定着していますが、他の競技では「ウィンドジャケット」と呼ばれることもあります。同じ用途の防寒ウェアなので、気に入ったデザインの商品が「ウィンドジャケット」となっていても気にしなくて大丈夫です。

■ジャージの利点

ジャージの良さは何と言っても動きやすさです。伸縮性のある柔らかい素材を編んで制作されているので、サッカーの激しい動きをしてもストレスがありません。動きやすく通気性も良いので、本格的に寒くなる前までにはトレーニングウェアとしてもお勧めです。チームによっては移動着がジャージのこともあります。

ジャージは前面にファスナーがついていて着脱可能なので、暑くなったら脱いだり自分で調整可能です。洗濯も楽でありがたい存在ですが、雨風を防ぐことはできないので、本格的に寒くなってきたらピステの上下に切り替えるなど防寒対策をしましょう。

最近では冬用のジャージとして、裏起毛のジャージが増えてきています。また、ポリエステル素材で同じ生地ですが「スウェット」と呼ばれている場合もあります。着やすいピステと比較して、脱ぎやすいジャージ好きな方を選べるようになってきていますので、お子さんの好みに合わせて選びましょう。


極寒の真冬はピステやジャージの上からベンチコートを羽織って防寒対策をしてください。

メーカーやお店によっては「トレーニングウェア」として販売されています。

■最近は「ドリルトップ」が台頭

雨風を防げるピステ、ポケットがあって移動に便利なジャージ。それぞれに利点がありましたが、これから購入するなら、おすすめはドリルトップです。

ドリルトップ1.jpg

「ドリルトップ」とはナイキの商品名ですが、アディダスなど他のスポーツメーカーからも同じ形状のトレーニングウェアが新発売となっています。

素材はジャージのように伸縮性があり、上下ともに細身でとても動きやすく、ジャージとどこが違うの? と思ってしまいますが、ドリルトップの大きな特徴は前面にハーフジップがついていること。裏起毛なら暖かく、秋~冬の初めの季節ならこれ1枚で大丈夫なくらいです。

ドリルトップ2.jpg

寒くなってもインナーを着たり、真冬なら上にベンチコートを羽織るなど、使用できる期間が長いので経済的とも言える一枚です。

いずれにしても、秋~春まで着用可能なので、サイズは大きすぎないものを選びましょう。練習時に使用することを考えると、ブカブカのサイズは動きを妨げますので、特にパンツはジャストサイズもしくは、大きくても1サイズ上程度にしましょう。パンツの丈が長すぎると裾を引きずって布が傷んだり、何より動きに支障がでます。

「すぐに身長が伸びるだろう」と、経済的な面を考慮して大きめのサイズを購入しがちな親御さんもいらっしゃると思いますが、プレーへの影響や転倒防止の面からもサイズ選びは重要視してください。

せっかく防寒グッズを揃えてもケガをしてサッカーができなければ意味がありません。

■インナーを上手に使って、防寒&疲労回避

ここ数年でTシャツやユニフォームの下に着るインナーシャツも種類、色ともに増えました。

インナー1.jpg


インナーシャツは、身体を保温するサポートをします。汗を吸収し速乾性に優れているので、シャツが身体に張り付く不快な思いを軽減します。夏場はノースリーブ、冬は長袖かつ裏起毛やハイネックなどバリエーション豊富なので、動きやすさと上に着るシャツ(ユニフォーム)に合わせた色を用意すると良いでしょう。

最近では薄手、厚手、適度に圧迫して筋肉をサポートするコンプレッション機能を備えたものなど様々な商品がありますので、用途や好みに合わせて選んでください。インナーはフィット感が大切です。多少の圧迫感があると血行を良くしてくれます。

スパッツも同様に長短さまざま販売しています。履くことによって擦り傷などの防止にもなります。ユニフォームの色に揃えておけば、試合の時にも使えますし、風が冷たいと身体が冷えて動きにくくなるので、インナーの上下も1セットあれば、いざというとき安心です。

メーカーやお店によってはインナーではなく「アンダーシャツ」という呼び名をされることもあります。

■ベンチコートは大きめでOKだから経済的

さらに寒さが厳しくなったら、ベンチコートの出番です。ベンチから応援する時、自分たちの試合以外の時間は身体を動かしていないので当然冷えてしまいます。ピステだけでは寒さはしのげませんので、中綿入りのコートが1着あると良いでしょう。

極寒の地域でなければ、インナー、プラクティスシャツ、ドリルトップ+ベンチコートで、冬を越せると思います。

最近のベンチコートはダウン並みの保温力がある中綿入りコートが手軽な価格で販売されており、少しづつ普及しています。裏起毛のインナーシャツなど保温力のあるインナーが増えてきており、ダウンほどの暖かさがなくても十分寒さがしのげますし、インナーベストを重ね着する方も増えているので、参考にしてみてください。

ジャージやピステより高価ですが、プレーに影響するものでないので、少し大きめを買って何年も使用することができるので経済的といえます。

そして、意外に盲点なのが保護者の防寒対策です。

コートサイドでの応援は、思った以上に寒いもの。通勤やショッピングなど市街地への外出で着るウールのコートムートンは一見温かく見えますが、風を通すので寒風吹きすさぶ河川敷などでの試合では身体が冷え切ってしまい、手足もかじかんで1日外にいられません。大人もベンチコートで防寒していただきたいです。

ベンチコート1.jpg

せっかくのお子さんのサッカー応援で風邪をひいてしまっては元も子もありませんよね。

ベンチコートは、ファスナーの上にフラップが施されているなど寒風をシャットダウンしてくれる作りだったり、そもそもひざ下まで長さがあるものが多いので抜群に暖かく観戦にバッチリです。ダウンや中綿入りならなおさらです。値段も多くが1万円台なので、1着買っておいて損はありません。

サッカーパパ、サッカーママとして良い保護者でありたいなら、親御さん自身の健康も大事にしてください。

ベンチコートはどのメーカーも黒や紺などダークカラーの展開が多いのですが、中には明るめのカラーもありますので、ご自分の好きな色や柄のコートを用意して、防寒対策バッチリで応援を楽しみましょう。

これまで主にウェアをご紹介してきましたが、次は意外に重要な冬のサッカーに欠かせない小物類をご紹介します。

次ページ:忘れちゃいけない小物類

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取材・文:前田陽子

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