1. サカイク
  2. コラム
  3. サッカー豆知識
  4. 「夏にサッカーが上手くなる」は嘘!? 子どもの身長を伸ばしたいなら夏休みは「休み」が正解

サッカー豆知識

「夏にサッカーが上手くなる」は嘘!? 子どもの身長を伸ばしたいなら夏休みは「休み」が正解

公開:2018年8月10日

キーワード:いわきFC姿勢小俣よしのぶ猫背背骨身体を大きくする身長を伸ばす

■長期休暇を練習オフにしたら平均で2cmアップ

小俣さんはいわきFCの育成アドバイザーを務めており、同クラブは「アンダーカテゴリー時点での良い選手を目指すのではなく、10年後に良いサッカー選手になること、スポーツ万能の育成を目的に取り組んでいる」という観点から、夏休みは1ヶ月間オフにしています。

「説明をすれば保護者も納得してくれますし、冬休みの時期に3週間オフにしたところ、チームの平均身長が2cm伸びました。今年の夏は、オフ明けに選手たちに会うのが楽しみですよ」

選手のいまを見るのか。将来を見るのか。それによって、アプローチも変わってきます。現代サッカーは選手に求められるアスリート能力が高まっており、「日本代表になりたい」「海外でプロサッカー選手になりたい」という夢や目標を持っている子どもにとって、運動能力の向上と同時に、身長や体重といったサッカー選手になるためのベース作りは欠かすことができません。

「ロシアW杯の日本代表選手の平均身長は178.8cm。これでも、出場32カ国中、下から3番目の低さです。今後、世界のトップレベルはラグビーアメリカンフットボールのバックスの選手のような体型の選手が増えてくることが予想されます。そう考えると、最低でも180cmは欲しいところです。プロ選手になりたい、日本代表になりたいという夢を叶えるためには、体作りは絶対に必要です。とくに身長を伸ばすのは、小学生、中学生、(まれに高校生)ぐらいまでにしかできないことなので、身体のベースをしっかり作ること。技術や戦術は大人になっても身につけることはできますが、身長は成長期が終わると伸ばしようがありませんからね」

サッカーの技術、戦術だけでなく、それらを発揮する土台となる「体作り」に目を向けることも、成長期にある子どもを指導する人たち、そして保護者にとって大切なことだと言えるでしょう。

profile.JPG

小俣よしのぶ

いわきスポーツアスレチックアカデミーアカデミーアドバイザー、石原塾アドバイザー、スクール技術部統括マネージャー
筑波大学大学院修了。30年以上に及ぶスポーツトレーニング、強化育成システムの指導、教育、研究実績を有する。プロや社会人からジュニアユースまで幅広い年代の指導経験を持つ一方、東独・キューバなどのスポーツ科学を中心とした育成強化システムの専門家として研究している。
アカデミーアドバイザーを務める「いわきスポーツアスレチックアカデミー」では運動スキルを身につけながら体を鍛えるトレーニングの指導に携わっている。

いわきスポーツアスレチックアカデミーの活動内容はこちら
いわきFCホームページ>>

前のページ 1  2

サッカー少年の子育てに役立つ最新記事が届く!サカイクメルマガに登録しよう!

※メールアドレスを入力して「登録」ボタンをクリックしてください。

メールアドレス

最新ニュースをLINEでチェックしよう!
友だち追加
サッカー少年の子育てに役立つ最新記事が届く!サカイクメルマガ
文:鈴木智之

関連記事

関連記事一覧へ

サッカー豆知識コンテンツ一覧へ(284件)

コメント

  1. サカイク
  2. コラム
  3. サッカー豆知識
  4. 「夏にサッカーが上手くなる」は嘘!? 子どもの身長を伸ばしたいなら夏休みは「休み」が正解