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インタビュー

2019年7月 8日

自分で考える習慣がつくともっと能力を引き出せる! 2児の父、川崎フロンターレ家長昭博の子育て論

キーワード:Jリーグキッズ大陸スポーツ系幼児園家長昭博川崎フロンターレ浦和レッズ

昨シーズンのJリーグMVPの家長昭博選手。2人の男の子のパパとして、子育てにも奮闘中です。お子さんが、スポーツ系幼児園『キッズ大陸よこはま中川園』に通っていた縁があり、同園の園長を務める元浦和レッズの西野努さんと、子育てについての対談が実現しました。

後編では、家長選手の子ども時代のエピソードも飛び出します。
(取材・文:鈴木智之 写真:兼子愼一郎)

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後編では家長選手の幼少期のお話も伺いました

■頑張っている姿や友達と一緒に楽しむ姿を見るのがうれしい

――「キッズ大陸」では考える、体験することをモットーにしていますが、園に通っている子どもたちの様子を見ていて、どう感じましたか?

家長:幼稚園の頃から自分で考えたり、興味を持ったことを調べたり人に聞いたりということが自然と身につけば、もっと自分の能力を引き出せると思いますし、早い段階でこういうことに触れることのできる子ども達が、うらやましいなと思いながら見ていました。

西野: ご自身の通っていた幼稚園は、どんなところでしたか?

家長:田舎のごく普通の幼稚園でした。何かに特化したわけでもなく、基本的に外で遊んでいたと思います。サッカークラブに入ったのは小学3年生からで、それまでは鬼ごっこをしたり、友達と外で遊んでいました。

西野: 子どもの頃から身体を動かすのは、大事なことですよね。いまは昔のように外遊びをする環境がないので、スポーツ系幼児園のような場を作って、やるようになったという事情があります。お子さんがキッズ大陸に通っていてたときの思い出は、どのようなものがありますか?

家長:一番の思い出は発表会ですね。年に何回かあって、跳び箱の発表会を見に行きました。緊張しながら、友達と「跳べるかな?」と話し合ったりしていて。跳んだあとに、友達と一緒に喜ぶ姿を見ると、良い環境で良い時間を過ごしているんだなと感じました。練習をがんばっている姿を見ると、親としてもうれしいですよね。

西野:それを見て涙が出たり?

家長:いや、自分はそこまでではないですけど、妻はよく泣いています(笑)。結構、先生たちが泣かせ上手なんですよ。卒園式の時に劇をしてくれるんですけど、出し物中に泣いている先生もいて。それを見て、横で妻がワンワン泣いています。

西野:卒園式は、ほぼみんな泣きますね。涙で子どもたちの名前を言うのが難しいぐらい。成長した姿を見ると、心に響くものがあるようです。

■親元を離れるキャンプ体験でたくましくなる

家長:スポーツの発表会と劇、音楽会なども見に行っていました。保護者は一緒にはついて行けないんですけど、サマーキャンプやスノーキャンプもあって、参加する前は「スキーできるかなぁ」と子どもたちは心配するんですけど、たくましくなって帰ってくる姿を見ると、成長しているなあと実感します。

西野:スキーはあっという間にできるようになりますよ。夏は富士山に登りますし。

家長:いい思い出がたくさんありますね。

西野:サッカー選手のお子さんも通ってくれていて、与野園、辻堂園、中川園にはレッズ、アルディージャ、ベルマーレ、フロンターレの選手のお子さんがいますし、口コミで広げてくれているんです。

家長:僕も子どもが与野園に通っているときは、チームメイトから聞かれました。実際に薦めて、何人か入園したんですよ。

■子どものやる気スイッチを見つけるために、チャレンジの機会を与える

西野:それは嬉しいです。ありがとうございます(笑)。ひとつ聞きたいのが、何がきっかけで、子どものやる気にスイッチが入ると思いますか? 挫折した時なのか、褒められた時なのか。

家長:子どもと接していても、それが何かはわからないですね。何がきっかけになるのかがわからないので、色々な刺激を与えたいとは思っています。この前、上の子がサッカーの試合で負けて、泣いて帰ってきたんですね。その様子を見て、これがきっかけになって、どう変わるかなと思いながら見ていました。下の子は褒めると結構頑張ってやるんですよ。上の子も褒めてみたり、できないことにチャレンジさせてみたりとか、刺激を与える中で、子ども自身が見つけるのが一番いいのかなと思っています。

西野:なるほど。

家長:嬉しいことも悔しいことも経験させながら、「自分はこれが好きなんじゃないか」と気づくこともあると思うんです。「これに関しては絶対に負けたくない」という何かがみつかれば、そこから芽生えてくるのかなという気がしています。自分も何がスイッチだったのかは思い出せないですけど、何かきっかけがあったと思うんですよ。それは友達や両親、周りの人が何かを与えてくれて、自分が経験した結果、そうなったんじゃないかと思います。

西野:お子さんには、あまり口うるさく言わない方ですか?

家長:言わないですね。子どものサッカーを見ていても、あまり言わないです。子どもって、僕と妻がする他愛もない話を結構覚えていたりするんですよ。 だから、自分が言うことはしっかり頭に入ってしまうのではないかと思って、やみくもにああしろ、こうしろとは言わないようにしています。物事の善し悪しは僕に言われるのではなくて、自分で決めて欲しいなと。もちろん、ある程度のことは言いますけど、最終的には本人が決めてほしい。いろんな体験を通じて、こうした方がいいなとか、こうするべきじゃないのかなというのを学んで、ジャッジできるようになってほしいと思っています。

西野:お子さんが目に余る行動をしたときは、注意しますか?

家長:それが、あまりそういうことをしないんですよね。だから「もっとしていいよ」と言っています。あかんと言われていることでも、やっても問題ないことはいっぱいあると思うし、命にかかわる大怪我でない限り、無茶して怪我をしても全然大丈夫だと思います。ここまでいったらどうなるとか、ここまでいったら危ないというのを、経験の中でわかっていってほしいなと思います。

西野:すべては経験から始まっていきますからね。

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全ては経験から始まる、と語るキッズ大陸よこはま中川園の西野さん

 

■キッズ大陸に通わせてよかったところ

西野:家長選手のご両親は、どういう感じだったのですか?

家長:僕は次男なので、放任されて育ちました。ダメ出しをされた記憶もありません。プロになる時に「うちの息子で大丈夫ですか?」とチームの人に言ったぐらい、あまりよくわかっていなかったみたいです(笑)。僕の人格としては、そんな両親に育てられて形成された部分も大きいとは思いますが、自分が子どもに接するときは、自分なりに親の考えを解釈しながらも、両親とは違った風にして行こうかなとは思っています。

西野:最後になりますが、改めてキッズ大陸の印象はどうでしたか?

家長:幼稚園に行っているという感覚よりも、遊びに行った中でいろんなことを学んで、皆と一緒に楽しめる場所だったので、親も子どもとたくさんのことを共有することができましたし、楽しさも増えたので、通わせて良かったと思います。

西野:ありがとうございました。

 

家長選手も「通わせてよかった」と太鼓判を押すキッズ大陸よこはま中川園は、スポーツ系幼児園として日本で初めて国際バカロレア機構初等教育プログラムの認定を受け、未来を生き抜く子どもたちを育むための活動をしています。

遊びの中で得る「気づき」が探究を育て、体操、サッカー、水泳などスポーツを通して自ら考え、理解し動ける子どもを育てるカリキュラムで、子どもたちは毎日を楽しみながら自立の一歩を踏み出すことができる幼児園なのです。

 

学童併設の国際バカロレア認定保育施設
キッズ大陸よこはま中川園のHPはこちら>>

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取材・文:鈴木智之 写真:兼子愼一郎

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