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健康と食育

2018年7月26日

お魚を食べて持久力アップ!? トップアスリートにも注目されている「EPA」でバテにくい身体に

キーワード:EPA持久力疲労回復青魚食事食育

元日本オリンピック委員会強化スタッフで、現在はスポーツ栄養WATSONIAの代表としてプロスポーツ選手から企業まで広く栄養サポートをしている管理栄養士、川端理香さんに食事の大切さを教えていただきます。

これまで、どうして朝食をたべないといけないのか強い身体を作るのにおすすめの豆腐は木綿か絹か、などお子さんの身体を大きくすることや力を引き出す食事について教えていただきましたが、今回は最近よく耳にする「EPA」について教えていただきました。

<<関連記事:小魚より牛乳! 強くなるための「食べるトレーニング」

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(青魚に含まれるEPA成分には持久力アップの効果も ※写真はサカイクキャンプのランチ風景)

■お魚を食べて持久力アップ!? トップアスリートにも注目されている「EPA」

最近、トップアスリートの中でEPAのサプリメントが注目されています。炎症を抑えたり、持久的な能力を高めるなどするということなどが理由です。じつはEPAは魚を食べることで簡単に摂取することができるのはご存知でしょうか。

その前に、みなさん「EPA」とは何かご存知ですか?


EPAとは、エイコサペンタエン酸という名称の魚に含まれる脂で、体内で合成できないため食べ物からとらなければならない必須脂肪酸です。さんまや鮭など旬の時期は、焼くと炎がでるほど脂が豊富ですが、あの脂がEPAなのです。

豚肉や鶏肉などの肉の脂は控えるようにいわれますが、魚の脂は身体によいことはきいたことはありませんか?

実は脂質には、飽和脂肪酸不飽和脂肪酸という大きく分けて2種類の脂肪酸があります。言葉だけみると少し難しそうに聞こえますが、難しい話ではありません。

簡単にいえば肉の脂が飽和脂肪酸で、魚の脂が不飽和脂肪酸です。

不飽和脂肪酸は常温でも固まりにくいため体内で液体のままという特徴を持ち、血中の中性脂肪コレステロール値を調節する働きがあると言われます。そして、後述しますが血液の流れを良くして栄養素や酸素を体中に届けるためアスリートだけでなく一般の人にも健康のためにもきちんと摂ってほしい脂です。また、血流がいいと心臓への負担も少なく、運動時の疲労軽減効果もあるので、毎日の料理をつくる親御さんたちはもちろんのこと、仕事でお疲れのビジネスパーソンの方々にも意識して摂ってほしいと思います。

■Jリーグのチームでも「EPA」の値を重視

EPAは血液の流れをよくし、血栓を防ぐため、心筋梗塞や脳梗塞などの予防にも効果があるといわれていて、魚を多く食べるエスキモーの人に血栓の病気が少ないことはよく知られていることです。

日本人の場合も、魚を食べている人とそうでない人では血液中のEPAの値が全く違います。EPAをたくさん摂取することで血液サラサラをキープ、酸素や栄養を身体の隅々まで運んでくれるので良いとされるわけです。

身体に酸素と赤血球がスムースにいきわたることでバテにくく、プレー中の酸素摂取(息を吸う事)が効率的になって持久力アップにつながります。

最近は、Jリーグのチームでも選手の血液中のEPAを測るようになりました。この値が低い選手は血液がドロドロということなので、肉よりも魚を食べるように奨められます。

なおEPAは全ての魚に含まれるわけではなく、魚の種類によって含有量が異なります。EPAを多く含むのはサバやあじ、さんまなど青魚です。旬の時期はEPAの量が多くなるので、その時期の旬の魚を食べることで効果的に摂取できます。

次ページ:食事を通して自分の身体を知ること、「伝える力」を養うことができる

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文:川端理香

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