1. トップ
  2. コラム
  3. 健康と食育
  4. ごはんorパン、朝食べるとサッカーの動きがアップするのは?

健康と食育

2017年12月19日

ごはんorパン、朝食べるとサッカーの動きがアップするのは?

キーワード:ごはんたんぱく質エネルギー補給パン朝食栄養食育

元日本オリンピック委員会強化スタッフで、現在はスポーツ栄養WATSONIAの代表としてプロスポーツ選手から企業まで広く栄養サポートをしている管理栄養士、川端理香さんに食事の大切さを教えていただきます。

前回は、朝ごはんをなぜ食べるか?というお話をしました。保護者の方には、ぜひ選手と「なぜ食べるか?」という「なぜ?」を確認してくださいねということをお伝えしましたが、どうでしたでしょうか。

この「なぜ」が選手に伝わらないと、例えば保護者の方が一生懸命選手の身体を考えて作った食事の意味はもちろんのこと、そういう心も伝わりにくいかもしれません。

しつこいようですが、この「なぜ?」は朝食に限らず大事にしてほしいと思います。

<<関連記事:朝が弱い...も改善。サッカーの集中力もUPする朝ごはんのチカラ

breakfast2_03.jpg
(朝ごはんには 米orパンどちらがいいの?)

■どのポジションの選手も必ず摂る栄養素は

さて今回は、朝ごはんに何を食べればいいのかについてお話します。

プロのサッカー選手の朝ごはんの内容は、目的やコンディション、そしてポジションによって実はとり方が全く違います。
もちろん子どもの選手の場合はそこまでコントロールする必要はありませんが、どんな選手でも必ず朝食で摂るのが「糖質」です。

糖質は、米やパスタ、うどん、そば、パスタなどの主食に多く含まれます。おそらく朝食で主食を食べる方がほとんどで、むしろ主食がないことの方がめずらしいと思います。

さてこの糖質は、エネルギーになります。選手の身体を動かすエネルギーはもちろんのこと、勉強したりする頭のエネルギーにもなります。

エネルギーは車に例えるとよくガソリンといわれますが、車はガソリンがあると走ります。でもなくなると止まってしまいます。人間も同じです。運動したり勉強したりすることが、エネルギーがなくなると思うようにできなくなるのです。ですから、まずは朝食で主食を摂ることはこういった働きをスムーズにできるので必要なのです。

breakfast2_02.jpg
(「主食」に含まれる糖質は身体を動かすエネルギーになります)

■米orパン 朝食にどちらを摂るのがベスト?

では朝ごはんで主食は何を摂ればいいかです。朝ごはんに出されやすい「米」「パン」で考えてみましょう。

まず「米」です。白米、玄米、雑穀米など種類がありますが、栄養素だけで比較すると白米よりも玄米や雑穀米の方がビタミン等の量が多く摂れます。ですから、玄米や雑穀米をお薦めしたいところですが、運動によって疲労していたりする選手にとっては消化が悪く栄養素の吸収を妨げることがあるため、玄米や雑穀米はマイナスになることがあります。

それを予防するためには、玄米は発芽玄米を使うようにしましょう。それだけで消化がよくなります。

また玄米や雑穀米を使用する場合は、白米よりも水に浸透する時間を長めにとってください。炊飯器に玄米モードなどがある場合は、必ずそれで炊きましょう。

栄養素は吸収されることが大事です。食べることではありません。食べても吸収されなければ食べた事にはならないことはわかるでしょう。

玄米や雑穀米は確かに栄養素の成分だけで比較すれば白米よりも多くの栄養素が多く含まれるのですが、吸収されにくいのが欠点なので、そこを上手にとりいれましょう。

次ページ:パンは白より黒 朝弱い選手には手軽に色んな栄養素が摂れる点もおすすめ

サッカー少年の子育てに役立つ最新記事が届く!サカイクメルマガに登録しよう!

※メールアドレスを入力して「登録」ボタンをクリックしてください。

メールアドレス

1  2
文:川端理香

関連記事

関連記事一覧へ

健康と食育コンテンツ一覧へ(176件)

コメント

  1. トップ
  2. コラム
  3. 健康と食育
  4. ごはんorパン、朝食べるとサッカーの動きがアップするのは?