それでは、トレーニング方法を紹介します。室内でもできる簡単なものばかりですが、安全のため、靴下は脱いで行ってみましょう！
■Ⅰ、カベトレーニング
《やり方》
- 身体が斜め（前のめり）になるように壁に手をつく
- 壁に対して身体が45度くらいになったら、その場で足を真上にあげる
- 足を自分より後ろに下し、足裏全体で地面を蹴るように意識する
- このとき、つま先は上向きでももをあげる
《ポイント》
このときに大事なことは、身体の角度。走るときは、身体はまっすぐではなく、前のめりの体制になっていると思います。特に上半身が斜めになることで、自然に足が前に出てくるようになります。ただし、おしりを出さないことです。また、ひざを自分の胸に近づけるくらいに、ももをあげましょう。疲れてくると、ももが下がってしまうので、気をつけましょう。
■Ⅱ、腕の振り方
《やり方》
- 足をのばして座る （※写真では会場の都合でひざを曲げています）
- 脇をしめ、手を握る
- 腕を前後に思い切り振る
《ポイント》
思い切り腕を振ると身体も腰も動くようになります。そうすると（座ったまま）前に進めるようになるので、腕が正しく、よく動いていることになります。腕の振りが速くなると、足の動きも速くなっていきます。
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修徳学園女子サッカー部、同校柔道部トレーナーを務める先生たちが、通常の治療だけではなく、スポーツ障害やケア方法などの豊富な知識を広めるセルフケア教室やストレッチ教室なども行っている。
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取材・文・写真／サカイク編集部
