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練習メニュー

本田圭佑選手のシュート①

2014年2月12日

キーワード:コントロールシュート

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【練習の目的】
●キック技術の向上
 
 
<2014年1月12日 セリエA19節 オッサスーロ VS ACミラン>
 
それは目の覚める弾道だった。66分にロビーニョとの交代でセリエAのピッチに立った背番号10は、パス回しにリズムをもたらし中盤を活性化させると、83分に最大の見せ場をつくった。左サイドからのモントリーボの横パスに反応し、ペナルティエリア手前から左足を振りぬいた。ニアサイドを狙ったシュートは惜しくも右ポストを叩き、デビュー戦での初ゴールにはならなかった。
 
■一般的なセオリー
 
一般的なセオリー01一般的なセオリー02一般的なセオリー03一般的なセオリー04
 
 
【やり方】
1.味方からの平行パスの方向に身体を向けてボールを迎えにいく
2.左足のインサイドでゴールのファーサイドにシュート
 
 
■本田選手の選択
 
本田選手の選択01本田選手の選択02本田選手の選択03本田選手の選択04
 
 
【やり方】
1.味方からの平行パスの方向に身体を向けてボールを迎えにいく
2.左足のインサイドでゴールのニア(近い)サイドにシュート
 
【ポイント】
1.シュートの際は足の振りを鋭く
2.ボールを受ける前にゴールの位置を確認
3.ボールが浮かないように身体を被せる
4.何度も練習してどのくらいの強さで蹴るとどのくらい曲がるのかを知ろう
5.ファーサイドに蹴る場合もニアサイドに蹴る場合も同じフォームが理想
 
 
■フォームを変えずに、ボールのどこを蹴るかでニアとファーを蹴り分ける
 
ペナルティーエリア付近では、相手ディフェンダーはシュート阻止を第一に考えるため、なかなかシュートを打てません。そこで有効なのがダイレクトプレーです。相手がシュートブロックできない位置に動き出してパスをもらいマークが付く前に打つイメージ。ダイレクトシュートはトラップしてからのシュートと比べてコントロールが難しいもの。ボールに当たる面積の狭いインステップやインフロントよりも当てる面積の広いインサイドで確実に狙いましょう。
 
シュートのセオリーはファーサイドに蹴ることです。ニアサイドよりファーサイドへのシュートのほうが、キーパーにシュートを弾かれた際にボールがピッチ上に残る可能性が高いからです。味方がシュートを打った際には、フォワードがこぼれ球を狙いにゴール前まで走りこむのが基本。それならば、ファーサイドに蹴った方がゴールの確率は高まります。さらに今回の本田圭佑選手のケースでは、左サイドからの横パスを迎えに行っているので、身体はゴールに対して横向き。角度が浅く視野に収まりやすいファーサイドのほうが蹴りやすい状況です。また、左足のインサイドで巻いて蹴るシュートは左に弧を描いてゴールに向かうため、キーパーがセーブしにくい軌道になります。
 
しかし本田選手はニアサイドにシュートを打ちました。味方や相手選手で密集しているファーサイドよりもニアサイドのほうが空いていると判断したのでしょう。シュートは惜しくもゴールポストに弾かれてしまったもののキーパーは一歩も動けず、あと少しゴールの内側に飛んでいればゴールでした。本田選手の判断は正しいものだったと言えるでしょう。
 
それも本田選手はただニアサイドに蹴るのではなく、よりゴールの可能性を高めるために、キーパーに防がれにくい工夫をしています。ファーサイドに蹴るのとほぼ同じフォームのまま、ボールを蹴るポイントと角度を変えることでニアサイドを狙いました。
 
本田選手のように同じフォームでのニアとファーへの蹴り分けは高等テクニックです。いきなりこれを子どもに求めても難しいでしょう。まずはダイレクトでも、ボールを浮かさずにしっかりとゴールの枠内に蹴ることから始めましょう。それを繰り返すことで技術は磨かれます。本田選手もジュニア年代からこのような技術を身につけていたわけではないはずです。
 
本田圭佑選手のシュート②>>
 
■実演
菊池コーチ
菊池健太コーチ
考える力が身につくサッカースクール「シンキングサッカースクール」
考えることを楽しみ、チャレンジすることを楽しむサッカースクール。子どもが考えること、チャレンジしやすい環境を心がけ、心からサッカーを楽しむことを目指している。
 
構成/文 出川啓太(サカイク編集者)
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写真/サカイク編集部 撮影協力/フットサルパーク吉祥寺

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