14日、J1第6節が行われた。

 

今季未勝利が続いていたG大阪だが、ホームで川崎を3-2と下し、ようやく今季初勝利を掴んだ。開始30秒ほどで失点し、30分にも追加点を許す最悪の展開だったが、前半のうちに1点を返して折り返す。すると後半、大卒ルーキー阿部の投入を機に行きを吹き返し、68分にはその阿部をおとりにしてフリーになったFW佐藤が同点弾を決める。そして84分、加持の右クロスを阿部がダイレクトで蹴り込み、勝負を決めた。

 

同じく未勝利が続いた鹿島も、アウェーでFC東京相手に初の勝ち点3を得た。前半はお互いに決定機を欠いたが、後半に入り66分、見事なカウンターから興梠が先制点を決める。しかしFC東京もくらいつく。84分、ペナルティエリア内での間接フリーキックを、最後は矢澤が押し込み追いついた。しかし後半ロスタイム、新加入のジュニーニョが放ったシュートのこぼれ球を遠藤が押し込み、鹿島が勝ち越した。

 

首位の仙台はアウェーで昨季王者の柏と対戦した。開始早々の2分、仙台はコーナーキックから菅井が合わせ先制する。だが55分にレアンドロ・ドミンゲスがフリーキックを直接決めると、試合が大きく動く。直後の56分関口の2戦連続弾で仙台が突き放すが、66分には再びレアンドロ・ドミンゲスが決める。決勝点が生まれたのは78分、右クロスを赤嶺が押し込み、仙台が無敗を維持した。

 

J1第6節結果

ガンバ大阪 3-2 川崎フロンターレ 

FC東京 1-2 鹿島アントラーズ

柏レイソル 2-3 ベガルタ仙台 

横浜Ｆ・マリノス 1-1 大宮アルディージャ 

浦和レッズ 2-0 ヴィッセル神戸 

名古屋グランパス 3-1 コンサドーレ札幌 

清水エスパルス 3-2 ジュビロ磐田 

サガン鳥栖 1-0 サンフレッチェ広島 

セレッソ大阪 0-1 アルビレックス新潟 

 

 

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