スポーツ先進国の親たちが学ぶ!スポーツペアレンティング講座とは

2016年11月23日

コントロールできるのは自分だけ。あなたの子どもが身につけるべき"ELMツリー"とは

■低学年のうちは具体的な目標を考えよう

子どもの年齢が低い場合は、「ベストを尽くす」という抽象的な言葉ではなく、具体的な目標があったほうがよいのではないかと筆者は考えています。例えば、
 
自分の近くにボールがないときは、どうすればよいのかを考えて動く。
ボールを持ったら顔を上げて回りを見て、少なくとも1試合に3本はいいパスをしよう。
ミスをしても、すぐに次のプレーに集中できるように気持ちを切り替えるよう意識しよう。
 
などです。
 
具体的に目標を設定することや、何に向かって全力を尽くすのかは親だけではわかりません。指導者にも協力してもらえれば良いのではないかとも思いました。
 
そして、子どもたちが成長していくにつれて、ELMを自分のものにしていけるようにと思います。自分の感覚としてベストを尽くすとはどのような感覚なのか、結果にこだわらず自分のパフォーマンスに焦点を当てる感覚とはどのようなことなのか、ミスから気持ちを切り替えるにはどうしたらいいのか、それが習得する感覚を身に着けてこそ、ELMはスポーツ以外の場でも役に立つのではないでしょうか。
 

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