1. トップ
  2. 連載
  3. 震災復興応援プロジェクト
  4. 【応援コラムVol.1】サッカーだからできること

震災復興応援プロジェクト

2011年3月18日

【応援コラムVol.1】サッカーだからできること

キーワード:コラム応援プロジェクト

親愛なるサッカーコーチのみなさんへ


東北地方太平洋沖地震の影響でサッカーの練習、試合、大会、あらゆるものが中止になりましたね。少年団の卒団式も取り止めになったと聞いています。子どもにサッカーを教えることが生き甲斐のあなたにとって、とても辛いことだと思います。

直接被害に遭っていなくとも、安全上の理由等からサッカーができなかったり、場所の確保ができずに断念したと聞きました。「こんなときだからこそ、サッカーで子どもを元気づけたい。自分にできることは、サッカーをして、子供たちを笑顔にすることだけだよ」。あなたはそういっていましたね。

終わりの見えない余震、テレビから流れるショッキングな映像、街を覆う底知れぬ不安。大人でも息苦しさを覚えるほどですから、敏感な子供たちは大人以上にストレスを溜め込んでいると思います。 こんなときに、力になれないもどかしさは痛いほど理解できます。

000402.jpg

今はサッカーができないかもしれません。だけど、あなたの力が必要になるときはきっと来ます。だからどうか、無力感に襲われたり、自分のことを責めたりしないでください。

今回の災害で、日本サッカー界も復興、支援に向けて歩みを進めています。日本代表は大阪でチャリティマッチを行うことを決め、海外でプレーする日本代表選手は帰国の意思を表明しています。直接、被害にあわなかった地域の選手たちは、自ら街頭に立って募金を呼びかけています。 サッカーには社会を変える力がある。あなたはいつもそういっていましたね。私もそう思います。サッカーにできること、サッカーだからこそできること。それを一緒に考えましょう。

現在は震災の影響でサッカーを教えることはできませんが、あなたの明るさと笑顔は周りにいる人を元気にする力があります。サッカーに向ける情熱を、周りにいる、あなたの大切な人たちに向けてあげてください。

最後に、あなたの元で一日も早く、サッカーをしたいと思っている子供たちがいることを忘れないでください。もちろん、あなたのことですから、忘れるはずはないでしょうけどね。四六時中、子供たちのことばかりを考えている、あなたのことですから。

鈴木智之 拝

*******************
鈴木智之・・・
スポーツライター。育成年代からプロまで幅広く執筆活動を行っている。著書に『サッカーでみるみる育つ! -有名校・強豪チームの現場に学ぶ超効果的指導法』(出版芸術社刊)などがある。

Vol.2へ>>

1

関連記事

関連記事一覧へ

震災復興応援プロジェクトコンテンツ一覧へ(18件)

コメント

  1. トップ
  2. 連載
  3. 震災復興応援プロジェクト
  4. 【応援コラムVol.1】サッカーだからできること