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家庭で実践できる「ライフスキル」

家庭でできるライフスキルの高め方④ 生きる上での自信にもなる「リーダーシップ力」の育て方

公開:2019年11月29日 更新:2019年12月 2日

キーワード:サカイクキャンプチャレンジミスライフスキル失敗思考力考えて動く考える力

これからを「生き抜く」力となるライフスキル。サカイクでは、サッカーを通じて「生き抜く」力を育むことを目的に、2017年の春キャンプより、ライフスキル研究の第一人者である慶應義塾大学・東海林祐子先生の監修のもとライフスキルプログラムに基づいたトレーニングをキャンプで行っています。

ライフスキルに共感してキャンプに参加してくれる親御さんから「家庭でもライフスキルを伸ばす方法が知りたい」とのお声をいただくことも多いので、サカイクキャンプのヘッドコーチ・高峯弘樹さんに、家で実践できる5つのライフスキル(考える力、チャレンジ、コミュニケーション、リーダーシップ、感謝の心)を伸ばす方法を教えていただきました。

第四回目は、リーダーシップ力についての提言です。子どもたち本人はもちろんですが、親がすべきこと、できることを教えていただきました。
(取材・文:前田陽子)

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これからの社会では旧来のようなリーダー気質のある子だけでなく、「みんな」に求められる力 なのです(写真はサカイクキャンプ)

 

■周りにいい影響を与えることができるのもリーダーシップ

リーダーシップのある人と言うと、日本代表の長谷部誠選手などが思い浮かぶかもしれません。ですが、「もともと長谷部選手のような資質を持っている子は少ないので、それを子どもに求めるのは難しいです」と高峯コーチは言います。

サカイクキャンプで実践しているのは、まずは自分に対してリーダーシップを持つことだそうです。例えばキャンプで、朝起きてコーチに挨拶をするのが恥ずかしいけれど勇気を出して「おはようございます」と言ってみる、など自分を引き上げることからリーダーシップは始まるのだそう。

また、「周りにいい影響を与えることもリーダーシップのひとつ」だと言います。声を出すのが苦手なら、得意なプレイでチームメイトを鼓舞することもリーダーシップだと考えているそうです。

プレイ中はボールを持っている人が、次のプレイを決めることになります。ですから、ピッチにいる選手全員にリーダーシップが必要になります。その力を養うためには、自分で決断してアクションを起こせる状況を作ることが大切なのです。そのためには、さまざまな局面で子どもに決めさせることが大事になります。

 

■自分に自信が持てると人の前に立つことが容易になる

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何か一つ、ほかの人には負けない強みを身につけると自信が持てる(写真はサカイクキャンプ)

 

10年後、子どもが社会に出るころには、世の中はもっとグローバルになっているでしょう。日本企業で日本人だけに囲まれて働く、というこれまでの働き方自体が少なくなることが考えられます。

その時に必要なことは何だと思いますか? 仕事も、プロジェクトごとに得意分野を持つ人材が集まって、それぞれの強みを活かしながら共同で進めていくやり方なども増えると予想されます。そんな社会を生きるためには、「何かひとつ自分に自信があるといい」と高峯コーチは言います。

他の人には負けないという強みは、生きていく上でとても力になります。それがサッカーに関することでも、まったく違うことでも構いませんので、子どもがやりたいと思ったことをやらせてあげて、自信が持てるほど探求できるものを探させましょう。

以前、サカイクキャンプに参加した子の中に、プレーはそれほど目立たないけれど、Jリーグの「サンフレッチェ広島」についてとても詳しい子がいたそうです。その子は何年の第何節でどの選手がどんなプレイで得点をしたのかを覚えているようなサンフレッチェファンで、彼の話に回りのみんなが引き込まれていたのだそうです。子どもの世界でもプレーの上手下手で力関係ができてしまうこともありますが、その子は自分の「これだけはほかの子よりできる」という自信を持っているものがあったので、臆することなく話せたし、周囲の子も「すごい」と一目置いたのです。

ご家庭でリーダーシップを身につけるためには、サカイクキャンプでも実践しているように何か当番などの役割を持たせるのもいいと高峯コーチはアドバイスします。

食器を片付ける、靴を揃える、洗濯物を畳む......など、家庭の中で自分に何ができるかを考えさせて、役割を持たせます。そしてそれを責任を持ってやり続けさせると小さなことでも積み重ねることが大事で、続けられたという事実がとても自信になります。

忙しい親御さんたちが、子どもに一発で効果が出る「魔法」を求めたい気持ちはわかりますが、このようなことには特効薬はないので、時間をかけて自信を育んでいきましょう。

責任をもってやり続けること、自分の得意なことに自信を持つことで少しずつリーダーシップも育まれていくのです。

 

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取材・文:前田陽子

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