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あなたが変われば子どもは伸びる![池上正コーチングゼミ]

伸ばしたいなら離れなさい 「考えさせる大人」になるための魔法

2017年6月 7日

キーワード:コーチング池上正考える力自立

■変革の時代を生きる子どもたちに必要なのは何か

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それから10年。大人たちは、まだ十分に変われていないように思えます。よって、子どもも変わりません。ゴールを数えない子ども。6年生が肩をつかまれ並ばされる――。見慣れた風景が、日本の育成の現状を象徴しています。
 
「ドイツと圧倒的な差を突き付けられている」そう感じるのは私だけでしょうか。
 
一方、この10年で子どもたちを取り巻く日本の社会は少しずつ変わってきました。教育現場は、ゆとり教育から脱ゆとりへ。スマートフォンが出現し、子どもたちは手のひらにのるコンピューターに夢中です。
 
経済面では、リーマンショックが押し寄せ、東日本大震災が起きました。不景気は続き「子どもの6人にひとりが貧困」といわれます。閉塞感が続くなか、2020年には課題解決能力や自分で考える力を求められる大学入試改革がスタートします。
 
「覚えた知識がどんどん更新されていく時代に、ただ知識を持っているだけでは通用しない」と文部科学省は指摘します。大学入試を変えることで、高校、中学校、小学校の詰め込み型教育を転換させる試みです。
 
そのような変革時代を生きる子どもたちに、一番必要な力は何か。
 
出てきた答えが「自分で考える力」でした。混迷の時代を生き伸びるには、自分でしっかり考え、動ける、自立した人間になることです。
 
そのための第一条件は「大人が子どもと離れること」。
 
親やコーチが、子どもに近づき過ぎず適度な距離を置くことで、子どもは自由な時間や空間を得ます。彼らはそこで初めて、自分で考え始めます。
 
例えば、失敗させて、時には姿を消して、眺める。
 
答えを持たず、他者を感じさせることに心を砕き、子どもに選択させて、質問を変える工夫をする。そのような考えさせる技術を磨いてほしいと考え『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』の第2弾として、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』を上梓しました。参考にしていただければと思います。
 
<池上コーチの特別練習動画を配信中>
『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』(小学館)で紹介している「魔法のコーチング」を池上さんご本人に実践していただきました。1回の練習で子どもたちを変えていく“魔法”を動画で観てみませんか。距離を保つことで、子どもと対等な関係を築く池上さんの姿をぜひ参考にしてみてください。
 
サカイク独占配信】池上正さんの「魔法のコーチング」動画はこちら>>
 
 
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『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』(小学館)好評発売中!!

自主練習、撮ったビデオで反省会、チーム選び……。大人のとらえ方や接し方次第で、子どもに悪影響を与えます。
大人が離れることで子どもは必ず伸びる。そして考え始めます。
では、「離れる」ということは、どういうことでしょうか。本書はその具体的な接し方、言葉かけ、心得を解説しました。
子どもを伸ばす、新たな「11の魔法の習慣」です。
 
ジェフユナイテッド市原・千葉時代に出会った40万人、京都サンガ時代に10万人。巡回指導などでのべ50万人の子どもたちを指導してきた池上コーチの実践に基づいたメソッドは、目からうろこの説得力です。
進化した「11の魔法」は、サッカーはもちろん他競技の指導や、お父さん、お母さんの子育ての道しるべになるはずです。
 
 
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著者/池上 正(いけがみ・ただし)
「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼年代や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。10年1月にジェフを退団。同年春より「NPO法人I.K.O市原アカデミー」理事長。12年に京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクター就任後、育成・普及部部長などを歴任。京都府内の小学校でも出前授業「つながり隊」を行い、延べ10万人の小学生を教えた。17年1月に京都サンガを退団。
 
『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)。『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(いずれも監修/カンゼン)『池上正の子どもが伸びるサッカーの練習』(池田書店)など著書多数。サカイクにて「あなたが変われば子どもは伸びる!池上正コーチングゼミ」を連載中。
 
 
構成・文/島沢優子(しまざわ・ゆうこ)
フリーライター。日本文藝家協会会員。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。主に週刊誌『AERA』等で、スポーツや教育関係等を執筆。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)など著書多数。6月には講談社現代新書『部活があぶない』を刊行予定。サカイクにて「蹴球子育てのツボ~サッカーで子どもは一人前になる」を連載中。
 

コーチからの質問に池上正さんがお答えします

※質問の文言をご紹介させていただくこともあります。その際はプライバシーには配慮します。

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構成・文:島沢優子

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