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サッカーを心から楽しむための思いがけない方法!「無愛想」のススメ

子どもが心からサッカーを楽しむためには、まず親自身が心を「良い状態」にすることが大事

2017年2月24日

キーワード:コミュニケーションサポート子育て小学生考える萎縮

親として子どもにはサッカーを目いっぱい楽しんでほしいですよね。そのうえで成長してほしい、力を発揮してほしい、人としての成長も......と願う保護者の方も多いのではないでしょうか。
 
しかし、子ども達は保護者の大きな期待を敏感に感じ取って、萎縮し、大人の顔色をうかがってしまうようになることもあるのです。
 
子どもがサッカーを心から楽しむために、親としてはどのような応援、心がけをしたらよいのでしょうか。「無愛想のススメ」の著者で、自身もサッカー少年だったメンタルトレーナーの池田潤さんは「無愛想であること」をおススメしています。
 
池田さんの言う「無愛想」とは「周りがどう思うかに左右されない」こと。無愛想力を身につけることで、子どもはのびのびと心からサッカーを楽しめるのです。全5回予定の書き下ろし連載です。
(紹介文:サカイク編集部・本文:池田潤)
 

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■子どもの幸せを願う気持ちが「押し付け」になっているかも

子どもには幸せになって欲しい。夢を叶えさせてあげたい。サッカーを上達させてあげたい、試合に出場させてあげたい、ゴールを決めさせてあげたい。
 
親はいつも子どもの幸せを願っているし、どうにか夢を叶えさせてあげたいと思うものですよね。ただ、実際に夢に挑戦するかどうか、やるかやらないかを決めるのは子ども自身であって、「親である自分にできることは何なのだろう?」と悩むこともあるのではないでしょうか。
 
キツく叱るべきなのか?それとも褒めるべきなのか?
 
子どもとの関係において、色んな選択肢があってどうしていいか分からないと悩みますよね。子どもの幸せを思うあまり強く言いすぎたり、失敗させまいとしてやったことが自分の価値観を押し付けになってしまうと、逆に子どもが萎縮してしまいます。
 
本コラムでは、そういった悩みを抱える親御様向けに、子どもが人に萎縮せずに心からサッカーを楽しみ、自分らしく生きていくために親にできることは何なのか?というテーマについて深く掘り下げて書いていきたいと思います。
 
まず最初にお伝えしておきたいのが、子どもは意外なほど親の状態を敏感に感じ取っているということです。子どもは親の状態を気にしています。だからこそ、親がどういう状態なのかということが子どもにも大きな影響を与えます。
 
子どもの周囲にいる大人にとって大事なのは、子どもとどう接するかの前に、実は自分自身を「良い状態」に保つことができるかどうかです。「子どもにどう声かけをするか?」「子どもを叱るのか?褒めるのか?」ということについて書かれたものはよく見かけますが、親の在り方そのものについて語られることはあまりないように思います。
 
しかし、子どもだけに限らず、自分以外の誰かを良い状態にするためには、まず自分を良い状態でいなければなりません。私自身、メンタルトレーナーとして仕事をする中で最も大事にしていることは、自分の状態をとにかく良い状態に保つことです。
 
クライアントの力を発揮させる場合、どうしても「クライアントをどうするか?」を考えてしまいがちですが、実は自分自身の状態がどういう状態なのかということがクライアントに力を発揮させるためにとにかく大事になります。
 
自分の状態が悪いと、相手を良い状態に導くことはできないのです。
 
状態が悪いときというのは、相手の行動によって自分の状態が大きく左右されるようになるときです。自分で自分の状態を良くできない場合、人は自分以外のものをコントロールすることによって自分を満たそうとしてしまいがちです。例えば親子の関係で言えば、子どもの行動をコントロールしたり、自分の思い通りに動かすことで「自分を」満たそうとしてしまいます。
 
そのような親の状態は、子どもに「親の目を気にさせる」状態を作るのです。そうなると、子どもは「自分がどうしたいか?」よりも「親がどう思うか?」を気にするようになっていきます。
 
次ページ:子どもは大人の状態を感じ取っている

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文:池田潤

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