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蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~
他の子よりできなくて恥ずかしいゆえにふざけてしまう息子、どうしたら集中してサッカーできるのか問題
公開:2026年7月22日
■アドバイス6 集中できているかより「楽しくできていればいい」という価値観を持って
(写真は少年サッカーのイメージ ご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)
6つめ。お母さんは「集中して取り組めるようにするにはどうしたらいいか」と聞かれています。
その答えは、できた、できない、集中した、していない、上達した、していないといったジャッジをしようとせず「楽しくできていればいいよ」という価値観を持つこと。どうか息子さんが安心してサッカーを楽しめる雰囲気を作ってあげてください。
JFA(日本サッカー協会)の「キッズU8-/U10ハンドブック」(※)のP08「8歳以下の子どもたちとは?」のなかにこう説明されています。(※サイトのリンクは関連記事2)
「比較的自由に行動することができた幼稚園や保育園と比べると、学校の生活は決まりごとが多く、こどもにとっては大きなストレスになります。こどもたちが大好きなサッカーで思う存分からだを動かし緊張感から解放されるようにしましょう」
ちなみにP28の「知らない、別に、に対抗する」のイラストに、親の「練習楽しかった?」の問いかけに、「微妙」と答えた子どもに「あらそう!「別に」で「微妙」な程度の練習なら、もう行く必要ないわね。やめたら...。との回答例があります。これについてあくまで個人的意見ですが、行く必要はないとまで言う必要はない気もします。
お母さんは私に相談するくらいなので、とてもまじめな方と察するので、そのまま取り組んでしまうのではと思ったので、ひと言添えさせていただきました。息子さんの今の状況では「そっか、微妙かあ」と笑って済ませたほうがいいかもしれません。
最後に。著名な発達の相談員の方の言葉です。
「子どもに話を聞くのではなく、子どもの話を聞いてあげましょう」

島沢優子(しまざわ・ゆうこ)
ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。新著は「ファジアーノ岡山「地熱」の奇跡 親会社なき市民クラブがどうやってJ1昇格を遂げたか 」(竹書房)
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