考える力
【サカイク座談会】AIに仕事が奪われる? 予測不能な時代にサッカーが育む「AIに負けない力」とは
公開:2026年7月 7日
現在、様々な業務においてAIが普及し、これまで人間がしていた仕事を代替する時代が現実味を帯びる中、「子どもたちはどんな社会で生きるのか」という不安を抱える保護者も少なくありません。
そこでサカイクでは、保護者兼指導者とコーチ、編集部による座談会を実施。AIが当たり前になる社会においての子育ての不安や、子どもに必要な力とは何か「AI時代の子育てとサッカー」について語り合いました 。
オンライン座談会の様子
■意外にも「AIへの不安」は少ない? 保護者たちのリアルな声
はじめに参加した保護者の方々に、ご自身のお仕事でのAI普及率や不安について伺いました。
多くの会社同様「この2、3年で仕事にAIがかなり参入してきている」とのことで、AIがすでに自分たちの仕事に入り込んでいることを実感していました。
映像制作の現場では企画立案やCG制作にAIが活用され、営業の現場でも議事録や資料作成の効率化が進んでいるそうです。
しかし、子どもたちの将来の仕事への不安について尋ねると、今の子どもたちは、大人になった時に存在する新しい仕事の中から自分で選ぶことになるという理由で「AIに仕事を奪われる心配はあまりしていない」と、意外にも前向きに捉えている意見が挙がりました。
■これからの時代にこそ求められる「自分で考える力」と「コミュニケーション能力」
では、AIやデジタルツールが当たり前の社会を生きていく子どもたちには、どのような力が必要と考えているのでしょうか。
これからの時代にこそ求められる力はサッカーで身につけられる
議論の中で共通して挙がったのが、「自分で考え、選択する力」の重要性です。
参加した3名からは以下のような声が聞かれました。
「親がレールを敷くのではなく、子どもが自分で決めることが大事」
「やりたいと思ったことを自分で選ぶ力があれば大丈夫」
「自分で考えて行動し、発言やアウトプットをする力がいつの時代も大事」
また、鈴木さんからは「今後AIが普及していく中で重要になるのは、人と人との繋がりやコミュニケーション能力」という意見が出ました。
検索すれば手軽に「正解」がわかる便利な時代だからこそ、リアルの場で人と関わり、多様な経験を積むことの重要性を感じていることがわかりました。
■正解のないサッカーの試合が「AIに負けない力」を育む
こうした「自分で考える力」や「コミュニケーション能力」は、サッカーを通じて育むことができるとコーチ陣は語ります。
柏瀬コーチは、「サッカーは様々な状況でどう勝つかを考えたり、とっさの判断を強いられたりするため、自分で考えて判断する回数が非常に多いスポーツです」とその魅力を語ります 。
さらに、 ・正解が一つではない ・仲間と協力する必要がある ・失敗と成功を繰り返す
といった要素が、自然と考える機会やコミュニケーションを生み出します。
菊池コーチは、「AIは過去のデータから『この試合の予想は2対0』など、答えを出せますが、実際のサッカーは相手がいるため思い通りにはいきません。うまくいかない時にどうするかを考える力や、仲間と助け合う経験、そして小さな成功体験こそがスポーツの魅力であり、答えのないものに価値があると思います」と強調しました。
最近では「答えをすぐに求める子どもが増えている」という声もありますが、だからこそサッカーのように「すぐに答えが出ない環境」が重要だといいます。
■大切なのは「リアルな体験」、経験が無いと選ぶこともできない
AIをはじめとするデジタルツールは便利である一方、思考を省略させてしまう側面もあります。だからこそ大切になるのが、実体験の積み重ねだと思う、と平井さんは言います。
そう語るのは、経験がないと頭と体で理解していないため自分で選ぶこともできないこと、いろんな正解を知った上で自分の答えを見つけることが大事だと考えるから、と理由を教えてくれました。
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社会がどれだけ便利になっても、自分の頭で考え判断して実行すること、また仲間と協力しながらゴールを目指すリアルな体験は、子どもたちの将来を生き抜く力に直結していくはずです。
サッカーは、仲間との関わりや成功体験、失敗からの学びなど、デジタルでは得られない"リアルな経験"を提供してくれる最高の環境といえるでしょう。
サカイクキャンプでは、子どもたちに「考えて動くこと」「コミュニケーション」の機会をたくさん設ける指導でサッカーの技術も人間的にも成長するきっかけを与えています。小さな成功体験を積み重ねて自信をつけるキャンプを、ぜひお子さんに体験させてみてください。
★サカイクキャンプ参加者募集中
夏休みの予定は決まりましたか? 現在、夏のサカイクキャンプの参加者を募集中です。定員間近ですので、ぜひお早めにご検討ください。
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