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蹴球子育てのツボ ~サッカーで子どもは一人前になる~

9歳で守備固定、交替ナシ。入団前の「練習試合は平等に出す」とは話が違うので移籍させたい問題

公開:2026年2月18日

キーワード:チーム移籍公式戦出場機会島沢優子平等強豪チーム指導者練習試合

■アドバイス③アスリートの成長には「心理的安全性」が必要

(写真は少年サッカーのイメージ ご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)

最後の3つめは、子どもの本音を引き出すことにもっと骨を折ってください。

息子さんに「目指したい強豪」があるとのことですが、それは本音なのでしょうか? 親を喜ばせたくて「こうなるんだ」と目標を高く掲げているのかもしれません。そこにこころを砕きましょう。

無論、本音かどうかわからなくても構わないし、「無理しなくていいのよ」などと水を差す必要はありません。

アスリートの成長には心理的安全性、つまり「ウエルビーイング」が必要だと言われています。ウエルビーイングは、心身ともに満たされた「よい状態」を指す概念です。

それを踏まえて、常に「サッカーを楽しんでくれればいいよ」と伝えましょう。そうすることで息子さんは安心します。

 

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島沢優子(しまざわ・ゆうこ)

ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産 彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。新著は「叱らない時代の指導術: 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践 」(NHK出版新書)

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構成・文 島沢優子

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