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スポーツ少年団やクラブチームの運営を効率化する方法

強いチームは始めている!コーチが指導に集中するためのチーム運営効率化のコツ

公開:2020年3月26日

キーワード:BANDコミュニケーションツール

子どもたちに少しでもサッカーが上手くなって楽しんで欲しい。

そんな願いをこめてコーチをしている方が多いのではないでしょうか。それはプロの指導者も週末だけボランティアでサッカーを教えているお父さんコーチも同じかと思います。

ただ、多くのコーチはチームの運営もしながら、限られた時間で指導にあたるため、子どもたちと接する時間は、多くても週に数時間ほどしかありません。

サカイク編集部にも「親の負担だけでなく、コーチの負担も減らしてほしい・・・」という悩みは多く寄せられています。「もっとチームの運営を効率化して、子どもたちをサポートする時間を増やしたい......」そんな悩みをもつコーチも少なくはないでしょう。

そこで今回はBANDというグループコミュニケーションアプリと、そんなBANDを活用することで、チーム運営を効率化し、子どもたちの成長をサポートしているチームの事例を紹介させてください。(文・内藤秀明)

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■地域のヒーローを育てる大森フットボールクラブ

今回ご紹介するのは東京都大田区に本拠地を置く「大森フットボールクラブ」です。

大森FCの母体は1986年に創立されており、日本のサッカークラブの中では相当歴史があるクラブです。幼稚園世代から大人のカテゴリまですべての年代にチームを持つため、約300人も在籍する大所帯でもあります。中でも小学生年代は約90名おり、都内でも強豪チームとして知られています。

代表の小島直人さんはこのように語ります。

「クラブのコンセプトは『LOCAL HEROES(地域のヒーローたち)』です。地域が基盤となって機能しているチームですから、少しでも地域への貢献ができればいいですよね。あとは育成年代のチームではいつも『全力本気』という言葉を掲げています。だからこそ我々コーチ陣は子どもたちが本気を出せる環境を作り上げることが役割だとも思ってます」

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■「全力本気」でサッカーに向き合う

実際に小島さんご自身もこれまで「全力本気」でサッカーに向き合ってきました。90年代にテレビで見たイングランドのサッカーに出会うとその熱さに魅了され、インターネットも発達していなかった時代に単身イングランドに渡り、選手経験を積んでいます。指導者を始めたきっかけも

「サッカーへの情熱が溢れすぎて、どうしてもサッカーの仕事がしたくて」

と力強い笑みを浮かべながら語ってくれました

しかも小島さんの熱い思いは他の指導者にも伝播しています。

小学生1年生、2年生を担当している奥山祐人さんは指導者の職に就いていることについて

「大学生の時の就職活動のタイミングでは迷いもありましたけど、『好きなことを仕事にしたい』『人生でチャレンジも大切』と思いコーチになることを決めました。本気で向き合えば好きなことでもお金をもらえるんだということを知りましたね。なので子どもたちにも言いますが、自分自身も『全力本気』は意識しています。教えることが好きなのでコーチって本当に楽しいですよ」

と明かします。

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■コーチが指導に集中できる環境をつくるために

さて、そんな奥山さんが担当している学年のうち、1年生では保護者との連絡をBANDを使ってやりとりしています。

「1学年12人くらいですけど、BANDは便利でいいですよね。グループコミュニケーションアプリとして基本的なものは揃っています。出欠をとるのも簡単ですし、以前より出席確認の回答が速くなったので正直助かっています。また誰がメッセージをチェックして、誰がまだなのかもわかるので、フォローもしやすいです」

と使い勝手の良さを明かします。プロのコーチに限らず、指導者はできるだけ指導に集中できる時間を確保することが重要です。煩雑な事務作業を軽減することで、時間に余裕を持てるようになり、奥山さんもとても助かっているそうです。

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■子ども達に会えない時間も"動画"で成長をサポート

なおBANDの中で特に重宝している機能が動画を送ることができる機能。

「動画を簡単に送れて、再生もできるのは便利ですね。これまで使っていたグループコミュニケーションアプリだと、動画を送ることができなかったんですよ。今では宿題として『これやっておいてくださいね』って練習動画を保護者の方全員に送っています。僕たちは土日も含めて週3回、練習や試合で活動していますけど、合計しても彼らのことを見ることができるのは週に数時間だけなんです。ただこういうアプリを利用してより選手たちが上手くなるためのお手伝いができるのはいいことですよね」

とのこと。

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■動画に対する質問もBANDでやりとり

この使い方は保護者のみなさんも歓迎しています。

「動画を送られてきた時に、その動画について『どういう風に練習すればいんですか?』みたいな質問をコメント欄でができるのがいいですよね。例えばLINEグループとかでも動画は送れますけど、どうしても他の連絡とかで質問が流れてしまいますからね。その点わかりやすくていいです」

「あとは情報がイベントごとに紐づけることができるのでとても見やすいですよね。出欠機能もシンプルで楽になりました。他にも保護者同士で試合映像などをアルバムで共有しています。LINEにもアルバム機能はありますが、写真しか保存できません。BANDでは動画も保存可能なのがいいですよね。ダウンロードし忘れってこともありません」

と使い勝手の良さを喜びます。ちなみにBANDでは送ったファイルの保存期間がないため、過去の動画などもいつまでも再生が可能なのです。

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■チーム運営の効率化だけでなく、指導の強い味方に

その後、奥山コーチに他にも良い活用方法があるのか尋ねると

「これまでは僕が一方的に送るだけでしたが、今後はお互いで動画を送りあう形にしたいですよね。こちらで出した宿題に関して、子どもたちがプレーした動画を保護者の方が送ってきてくだされば、僕もさらにアドバイスをすることができるわけですからね!」

と「オンライン指導」の可能性を明かしてくれました。

普通に考えれば指導できるのは練習日のみ。ただし奥山コーチのアイディアのように、BANDを活用しての、練習日以外のサッカー指導ができれば......。子どもたちの成長が加速すること間違いなしですね。

特に、平日指導が難しいボランティア主体のスポーツ少年団などでは、参考にしてみてもよいかもしれません。
ただでもお仕事や子育てなどしながら、隙間時間を作ってなんとか指導しているお父さんコーチには、BANDはチーム運営の業務を効率化できるだけでなく、指導の強い味方になってくれるかもしれませんね。

☆BANDが少年団保護者会にぴったりな4つの理由
①出欠機能が簡単に確認できる
②グループ掲示板で全員へのお知らせが漏れなく伝わる
③少年団のトークルームだけをまとめて確認できる
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文・内藤秀明

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