1. サカイク
  2. コラム
  3. 考える力
  4. 現役Jリーガー・ガンバ大阪GK東口順昭選手が教えるボールキャッチのコツ、構え方

考える力

現役Jリーガー・ガンバ大阪GK東口順昭選手が教えるボールキャッチのコツ、構え方

公開:2022年1月25日 更新:2022年2月 7日

キーワード:GKGKクリニックガンバ大阪キーパーボールキャッチのコツ東口順昭

現役Jリーガーが、子どもたちにGKの実技指導を行う――。新年早々、夢のような企画が実現しました。それが「 MASAAKI HIGASHIGUCHI GOALKEEPER CLINIC」です。

ここでは、小学生を対象に行われたトレーニングの様子をお届けします。
(取材・文:鈴木智之)

gamba01.jpg

 

■テーマは「GKの楽しさを感じる」

J1通算350試合出場100完封という偉業を成し遂げた、東口順昭選手。鋭い反応でゴール前に立ちはだかり、相手のシュートを止め続けてきました。

そんな東口選手が自身初のGKクリニックを開催するとあって、たくさんの子どもたちが参加しました。

このクリニックには、ガンバ大阪のGK加藤大智選手とMF奥野耕平選手、関西でGKスクールを主催する安部航平コーチも参加。開始前、東口選手は「僕たちと一緒に、楽しんで学んでいきましょう」とあいさつし、トレーニングがスタートしました。

小学生の部、テーマは「GKの楽しさを感じる。いまから覚える上キャッチ」です。東口選手や加藤選手、奥野選手も子どもたちと一緒に参加し、相手の動きを真似するウォーミングアップやボールをキャッチする練習など、コーディネーションや空間把握のトレーニングを交えながら進んでいきます。

gamba02.jpg

 

■ボールをキャッチする時の構え方、コツ

続いて、2人組でのキャッチトレーニングを実施。下から投げたボールを上からキャッチする動作を繰り返します。ここでは、東口選手と加藤選手がデモンストレーションを披露。

安部コーチからは「東口選手と加藤選手の頭の位置、手の角度、開始姿勢、構えを見てみよう」とアドバイスが送られていました。

東口選手は「まずはボールの正面に入ること。両手を顔の前に出し、ボールの上側を抑えるようにして捕ろう。体の前にボールを落としても、すぐにキャッチできるので大丈夫。後にそらすと失点に直結する。片足を一歩前に踏み出すぐらいの気持ちでやってみよう」と、実技を交えて説明していきます。

子どもたちはアドバイスを生かし、真剣に取り組んでいきます。その様子を東口選手が見て回り「いいね!」「前で捕ろう」など、子どもたちに声をかけていました。

gamba03.jpg

 

■グラウンダーのボールキャッチで気を付けること

続いては「グラウンダーのボールキャッチ」。ここでも東口選手と加藤選手がデモンストレーションを行い、「ボールの正面に入り、しっかり腰を落とすこと。ボールの方向に合わせて片方の足をたたみ、ボールをこぼさないように前に倒れよう。余裕があれば、地面に倒れなくてもOKだよ」と、丁寧に説明していきます。

ここからは、取り組んできた「上キャッチ」をゲーム形式でトレーニング。「5対5のハンドバスケ」では、東口選手や加藤選手、奥野選手が子どもたちと一緒にプレーし、実技を披露するとともに、「勝つためにはどうすればいい?」と投げかけながら、トレーニングを盛り上げていました。

そして、プロのすごさを見せつけたのが「シュートストップ」のトレーニング。東口選手は奥野選手のシュートを、無駄のない足運びで素早く移動し、正面でキャッチしていました。

その後は、東口選手がシュート役になり、子どもたちが守るゴールにキックを繰り返していきます。子どもたちも、プロ選手のキックを受けられるとあり、緊張しながらも精一杯プレー。東口選手に「ナイスキーパー!」と褒められる子もたくさんいました。

 

■味方への指示だし(コーチング)で大切なこと

このクリニックの特徴は、現役選手のデモンストレーションです。味方とともにゴールを守るトレーニングでは、味方への指示出し(コーチング)を、実際の試合と同じトーンで行っていました。プロ選手の声の出し方、ボリュームなど、普段は見ることのできないプレーに、子どもたちは目を輝かせていました。

東口選手は「一番大事なのは、絶対に入れさせへんという気持ち。ゴール前に攻め込まれても、味方とコミュニケーションを取ることができれば守れる。味方に対して、自分がどうやって守りたいかをしっかり伝えよう」とアドバイスを送っていました。

gamba04.jpg

 

■東口選手から子どもたちへのアドバイス

充実したトレーニングの最後は、東口選手への質疑応答です。子どもたちから「どうすればゴールキックが飛ぶようになりますか?」と聞かれ、次のように答えていました。

「自分も小学生のときは、ゴールキックが飛ばなかった。練習するしかないけど、足の甲の硬いところで蹴るといい。僕がペナルティエリアの外までボールが届くようになったのは、中学生ぐらい。練習していたら飛ぶようになるので、足のどこにボールを当てるかを意識して、練習しよう」

ほかにも「試合中はどんなことを考えていますか?」という質問には、「試合中は勝つために、自分に何ができるかを常に考えています。たとえば、味方が攻撃をしているときは、守備の選手にカウンターの準備をさせるとか。大切にしているのが、絶対にシュートを入れさせない気持ち。それが一番大事だと思います」と答えていました。

質疑応答の最後に、東口選手は「どうすれば上手くなるかを考えながら練習することが、一番大事。コーチに言われたことだけをするのではなく、この練習にはどんな意味があるのかを考えて、実践して、自分で変えていく。そうやって練習をするとどんどん上手くなるので、がんばってください」と、真剣な表情でメッセージを伝えていました。

 

■GKクリニック第二回も開催予定

トレーニング後、東口選手は「子どもたちに、GKの楽しさを伝えることができたと思います。協力してくれたスタッフのおかげもあって、良いトレーニングができました。この経験を次回に生かして、どんどん良いものにしていきたい」と、充実した表情で話してくれました。

東口選手のGKクリニックは、2回目も予定しているそうです。興味のある方は東口選手と所属事務所(ONE CLIP)のSNSをフォローしてみてください。次回の記事では、GKクリニックに参加した、子どもたちの感想を紹介します。

 

東口選手の最新情報などは東口選手公式Instagramでチェックしよう>>
イベントの様子はONE CLIP株式会社 公式Instagramでも配信中>>

1

サカイク公式LINE
\\友だち募集中//

人気サカイク主催イベントや
お得なサンプリング情報を配信中!
大事な情報を見逃さずにチェック!

友だち追加
サッカー少年の子育てに役立つ最新記事が届く!サカイクメルマガ
取材・文:鈴木智之

募集中サカイクイベント

サカイクイベント一覧

関連する連載記事

関連記事一覧へ

関連記事

関連記事一覧へ

考える力コンテンツ一覧へ(399件)

コメント

  1. サカイク
  2. コラム
  3. 考える力
  4. 現役Jリーガー・ガンバ大阪GK東口順昭選手が教えるボールキャッチのコツ、構え方