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考える力

2016年8月16日

あなたの「子どものために」は、本当に子どものためになっていますか?

 

■話をしようとすると伝わらない

こうした特徴を知らずにふるまってしまうコーチはドイツにだってたくさんいます。グラスルーツにおけるコーチ育成でも非常に成功しているドイツでも、普通の町クラブでコーチをするのははほとんどボランティアのお父さんコーチです。
 
先日こんなシーンを目にしました。あるお父さんコーチがこどもたちをマーカーのところに並ばせ、大声で熱っぽく練習内容と目的について話していました。しかしそんな熱いコーチにこどもたちはポカーンとしたまま反応があまりなく、土いじりを始める子も。頭にきたコーチはついに爆発。
 
「なんでちゃんと話を聞かないんだ。おれがどれだけ一生懸命準備してきたのかわかっているのか!」
 
なぜ話を聞かないのか?答えは簡単です。話をしようとするからです。こどもたちだって興味があればいくらでも耳を傾けてくれます。まずはすぐに体を動かせるような練習から始めて、話をしたいならば途中で休憩しながらだったり、本当に大事なポイントだけを極力短いセンテンスで伝えたりという工夫もされるべきでしょう。
 
「熱く」子どもと向かうことが悪いわけではなく、どう熱く取り組むかが肝心。てんぷらは高温でカラッと揚げるとおいしいと言いますが、適温はあるわけです。300℃で揚げつづけたら、せっかくの素材はどうなってしまいますか?
 
「こどものために」という思いで行うあなたの行為が、本当に「こどものために」なるために。それぞれのこどもの「今」と向き合い、「未来」へ導けるように、年代別の特徴や性質に気を配る視点もとても大切なことなのです。
 
最後に、子どもの年代別の特性を考慮して考えられた『年代ごとに習得すべきスキル要素』を紹介します。サッカー少年へのプレーの言及、コーチへの要求などは、こういった子どもの特性を含めて考えましょう。
 
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取材・文 中野吉之伴

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